FOMCは17~18日に開催され、日銀会合は18~19日です。
その前ですが、米10年債利回りの今後を占います。
赤線の下に有った利回りの日足が赤線の上に表れるようになりました、利回りの下落トレンドが終わったということです(上値抵抗線が下値抵抗線へと変化した)
特にトリプルボトムを下抜けした後に抵抗線で反転しましたので、強い下値抵抗線だと認識されたのです
これは、市場関係者は相場が間違いなく反転したと実感しているでしょう。
特に、
このチャートのピークからピークまでの日柄が短いのが特徴です。
これは相場が揉んでいるということです、揉んでいる所のチャートを拡大すると。
モミモミが激しく、10ケ月底を叩いた結果が上昇始めたという事でしょう。
今回のFOMCは問題なく通過すると予想されてます。
******当てにならない占をすると
ドル円は新しいゾーンのレンジ間に居ます、このゾーンはかなり大雑把で下へ開いているので当てになりません。
そして利回りは幾つかのレンジを突破して上昇してきました。
居心地の良いレンジの上限が2.7%前後の所にあるのはチャートが示している通りです。
各国中銀が金融政策を大きく変えない限りは、10年国債の到達点はチャートが示している2.7%前後です。
さらに、その先はまだ分かりません。
しかし、FRBが求めている解は市場で信任されるかは未知数ですから、金利高騰を止められない恐れも存在します。
それら全て、イエレン財務長官が供給した1.9兆ドルが米経済へどのようなインパクトを与えるか、そしてコロナ変異種の感染率+毒性で決まります。
ピークとなりました、この先乖離が修正される方向となるはずです。
しかし、コロナ変異種で実体経済が更に減速するシナリオも有ります。
因みに、
市場関係者が描いて来たシナリオを無理難題を構わずに実行しているのですが、綻びが目立つようになりました。
日本政府は迷走しています、これ以上の迷走は内閣崩壊、衆院解散となりますね。
こんな時、時限爆弾が破裂する時が過去多かった。
出てきたときには「えっ」となる事案が多かった。
「踏んだり蹴ったり」の後、市場が崩壊せずに栄華を極められたことなんて有ったか記憶には無いのですがねえ。
******各国が供給した天文学的な資金量が
インフレも起こさず、社会的に貢献し、拍手喝采で株式市場が上昇して終える。。。
なんて、お人好し相場になるはずがないでしょう!
イエレン財務長官のコメントが空しく聞こえてくるのは管理人だけなんでしょぅか。
答えは、数ケ月以内に出る(秋になる前に)と思いますが。
資金は手元に残しておくことです、チャンス到来で資金不足は何度も経験してます。
全戦闘機が出撃していたら、空母は攻撃に有ってしまいます。
司令官はご自身です、戦局を見誤らないように。