結果は悪かったということですが、市場は追加の経済刺激策があるだろうということで上昇した。
******バブル以外何物でもない
悪ければ下落し、良ければ上昇するという摂理が無くなってしまった。
雇用統計前の市場は良い結果を期待して上昇し、結果が悪くても
ありもしない経済対策を好感して上昇するとなると、相場が上昇して行くことが前提で愚にも付かない説明は後付けと言うことになる。
もはや、手に負えませんがね。
******実は、雇用統計の結果は悪いだろう
こんな噂は流れていました、リークが有ったわけでは無くどう考えても良い結果に繋がるとは思えませんのです。
市場が下落するにはインパクトが小さいと言うことでかたずけられた。
相場の天井圏で見られるアノマリーなんです!
そろそろ本格的に調整が入るべき地合いなんでしょうねぇ。
ラッセル2000チャート
ダウ平均チャート
この二つの違いは「小型株」と「大型株」です。
相場が完熟すると市場の興味が小型株に移ります。
過去からそうなんです理由は分かりません?
これから徐々に市場は小型株買いに移りますから、ダウ平均はまぁある程度は調整すると見てます。
ドル円、シカゴ投機筋の建て玉
2月2日までの集計ですが踏ん張ってますがね。
為替インデックス
円が相対的に弱くなってます、決算前のレパトリは今が最高潮というのがアノマリーなんだが、よくわからん、非居住者による証券投資は大きく売り超しに傾いているがこれも原因の内の一つだろう。
国内機関投資家の海外資産レパトリが始まり円が大きく買われる予想をしているのだが、まだ始まらないようだ。
日銀のステルス金融引き締めは始まっているのだが、国内機関投資家の動向は次の投資主体別売買動向で
その他法人は23.3億円の買い(政府、地方公共団体、財団法人、特殊法人、従業員持株会、労働組合)
信託銀行は売り102.8億円(年金基金による取引。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)や日銀によるETF買い入れはここに含まれる)
個人信用が242.2億円の買い
海外投資家は売り74.8憶円
2021年1月4週(18日から22日)の商いでした。
******米失業率の細部
https://www.bls.gov/news.release/empsit.t15.htm
説明
U-1民間労働力の割合として、15週間以上失業している人
U-2民間労働力の割合としての、失業者および一時的な仕事を完了した人
U-3民間労働力の割合としての総失業者数(公式失業率)
U-4民間労働力と就業意欲喪失者の割合としての、失業者と就業意欲喪失者の合計
U-5失業者の合計、就業意欲喪失者、および労働力にわずかに関係している他のすべての人。民間労働力と労働力にわずかに関係しているすべての人の割合として
U-6失業者の合計、労働力にわずかに関係しているすべての人、経済的理由でパートタイムで雇用されている合計、民間労働力と労働力にわずかに関係しているすべての人の割合
報道などで取り上げられている失業率はU3です。
米労働省が集計している失業率の中身はU1~U6まであります、次に注目されるのがU6です。
もう少し詳しい説明では
U6は「広義の失業率」と言われ、
正社員になりたいがパートタイム就業しかできない人を「労働力人口+縁辺労働者」で除した失業率で、労働市場の健全化や労働資源の利用度合いを測る上で、重要な意味を持つとされます。
U6をチャートにすると
米労働市場の健全化は遠いねぇ。
U3をチャートにすると
以上です