女性の財務長官は米初です、前ＦＲＢ議長。
前財務長官はムニューシン氏（ＧＳ出身）でした、トランプ政権下で企業減税を取りまとめた。
イエレン氏の就任前のコメントは「為替は市場に任せる」
ドルの誘導はしない、他国通貨の対ドル政策は支持しない。
******ドル円は膠着し始めた
投機筋のドル円のシカゴ建玉は
イエレン氏の就任は上院本会議で本日決定されます。
国際通貨研究所のドル円を購買力平価で表示すると
見えにくいので、グラフの最後部分を拡大すると
******消費者物価から見ると
超円安、日本から海外旅行に行くと円が安く不利ということ。
実勢相場とは
相場が景気の実勢や企業の業績を素直に反映していること
輸出物価とは
輸出品（中古品および再輸出品を除く）を対象とした物価指数である
企業物価とは
企業間で取引される商品の価格に焦点を当てた物価指数。 商品の需給動向を敏感に反映する取引価格の動向が調査されるので、景気判断に活用することが可能となる
******為替の動向は
大局的には円高方向なのですが、前にＵＰしている通りに
日銀の金融政策で金利０となっています、今までに日銀が市場に供給した資金は企業が借り換えに使った以外はほぼ海外へ運用先を求めて「移住」してしまった。
お金は移住とは言わないが、円が日本で住む所が無いからね
移動とは言わずに移住したのですよ！
日銀は国内の債券マーケットを破壊してまで財務省の発行する債券（短期から超長期まで）ほぼ全てを買い取り過去から言われていた長期金利の動向はマーケットメイクを取り上げてしまった。
（一応、銀行などが債券を買うのだが翌日には日銀がほぼ全て吸い上げている）
この状態で。どのように資金運用が出来ようか海外へ資金が移住するのは当たり前の事なんだ。
日銀が異次元の金融緩和を始めて10年が経つ、その間供給した資金量はどのくらいなんだろう。
ネット調べると617兆円とある
資金供給量、過去最高 ６１７兆円、コロナ禍で１０年連続―昨年１２月末 日銀は５日、市中に出回る現金と金融機関が日銀に預ける当座預金を合わせたマネタリーベース（資金供給量）の２０２０年１２月末残高が前年末比１９．２％増の６１７兆６０８３億円だったと発表した。2021/01/05
日本の名目ＧＤＰは561兆円である、かなり荒っぽいが617-561＝56
という所で56兆円が余分な資金量でこれが海外へ移住している資金量と見て間違いはないだう。
日銀が
ＥＴＦで45兆円ほどの買い越しをしているだけで
日本株のマーケットは棄損しているのだから56兆円のドル買いで日本円は円安となっているのは間違いない。
******イエレン氏は日銀の行動に苦言は言わないだろう
しかし、この移住資金の居心地は悪くなるのは仕方ない。
さて、この先日銀が
ＥＴＦを通して介入し続けるのか日銀の発表をウォッチする以外には無い。
しかし、円安方向には行きにくいとは予想できるが。
イエレン氏はドルへ介入はしないと言っているのだから、各国も為替政策を取りにくい方向なのは間違いない。
******海外へ移住した日本円は
そのまま運用はしない、レパレッジをかけて運用するのが普通です。
まず、米債券を買います（
金利が有り安全資産）それを担保にしてドルを調達します（為替の変動は無視＝ヘッジをしない）
このドルを使って米株式市場へ参入します（ＧＡＦＡ）グーグル、アマゾン、
フェイスブック、アップルだね。
さらにグリーン銘柄が去年あたりから物色されている。
業界では超安全銘柄（ＡＡＡ）と言われて世界から資金が
流入しているのです。
米株市場が崩れるには以上の銘柄が崩れないとねダメね。
******話を日本に変えて
日経平均の上昇を分析すると全225銘柄の内で９銘柄で
日経平均の上昇の説明がつきます。
エムスリー（2413）
これらの銘柄だけで
日経平均上昇率の寄与度は100％を超えます
簡単ですコロナの影響を受けにくい銘柄が選別されただけのことです。
日本株が崩れるには、米市場が崩れてそれに投資していた
ソフトバンクＧが崩れるというシナリオでしょう。
楽しみだがね。
安く買わなきゃ利益が出ないっす
