米中 台湾リスク

ユーラシア・グループのイアンブレマー氏の2021年10大リスク

に無かった台湾への米中の戦略です。

 

その前に、イアンブレマー氏の10大リスクがネットに出そろってましたのでUPします。

www.nikkei.com

news.yahoo.co.jp******米シティグループ

米でトリプルブルー(米共和党が大統領、両院の多数派)となったことでドルの大幅下落を予想しています。

この予想は2020年11月には出ていましたが、米大統領選挙後にも予想は変えておらず2021年ドルは20%下落する予想を出しています。

ドル円は円も下落するのでドル円の予想はまだ先でしょうね。

 

******米はバイデン政権となりましたが

トランプ前大統領の政策の大まかな部分の、台湾政策と対中共政策に対してのコメントなどは有りません。

中共中国共産党の存続が第一に変わりなく「台湾は中国の物」という既成事実を積み上げたいところです。

今まで、南沙諸島への侵略や東南アジア戦略、イント国境紛争などを引き起こしています。

これら全て中国共産党の統治を続けていくうえで最も重要な課題であることです。

 

******中国では

主権は中国共産党が握っています、

日本国憲法では「主権在民」(国家の主権が人民にあること)

選挙によって選ばれた国民が日本の政治を司る、ということです。

中国では選挙はありませんから中共が勝手に主権を主張しているだけの事です。

台湾とは、もともと同じ民族であり中国は1949年10月1日に北京で建国を宣言してます、

台湾は中国国民党中国共産党に敗れて台湾に移転した中央政府が政府所在地として実効支配を樹立した地です。

その後、李登輝中華民国総統)氏が民主主義を台湾で築いた

為に中国共産党にとって最大の敵である民主主義を確立してしまった台湾を支配することは中共にとって最大の課題であることは間違いないところです。

 

トランプ大統領退陣を受けて、中共が現在やっていることは台湾の制空権の侵略です。

日本ではニュースになっていません、大手メディアは無視していますが、台湾では日々報道されてます。

バイデン政権の対応を見ることと、制空権の侵略で米軍の対応の様子見をすることでしょう。

 

一発触発の危機は日々重ねられてます、この制空権侵略はロシア空軍の日本近海への飛行など珍しくは無いのですが、中共は過去米空軍機への接近から接触を引き起こしてしまい。

米空軍機が中国軍基地へ緊急着陸となった経緯があります。

 

「2001年4月1日、米国偵察ターボプロップ機が、中国海南島の少なくとも南50マイルの洋上で飛行中、その動きを追跡してきた中国戦闘機と衝突した。米軍機は中国に緊急着陸し、一方、中国機は墜落した。明らかに、米国機のパイロットは、中国からの口頭による着陸許可を得ていなかった。米国機に搭乗していたすべての乗務員は、運良く事故から生還した。中国のパイロットは発見されておらず、海上で死亡したと見られている。」

この事に対して、憶測は沢山出回っていました。

米中の捜索で中国機の搭乗員は米側に救助されたが亡命希望で秘密裏に米に渡ったとかね、まぁ色々出回ってました。

 

この事態はかなり前から中国機に対して米側から警告が発せられていたことも有り大事には至らなかった。

 

今、中共軍の台湾制空権の侵略はバイデン政権になってから特にひどくなっているようだ。

バイデン政権が甘く見られたという事実を作りの上げたい中共の思惑と見られている。

 

米軍の対応は中国軍に対しての軍事行動は引き上げられているので一発触発の危機は有りうるのです。

 

バイデン政権となり政権移行の間ハネムーン期間として各国は親和政策をとる機関なのですが、中共の台湾政策は衰えるどころか激しさを増してます。

 

これらを受けて政治学者など危機を唱えているということです

習近平中華思想は衰える兆しはありません、追いつめられて自滅するまで続くのでしょう。