米景気は悪い(米は個人消費がGDPの70%)
米小売り売上高の結果は
前回(11月)の改定値は更に悪化して-1.1%から-1.4%へ更に低くなった。
12月の小売り売上高は-0.7%でしたクリスマス商戦があったにも関わらずこの結果です。
12月の小売り売上高のコアを見ると更に悪化している、コアを説明すると
コア小売売上高は、自動車を除いた米国の異なる種類や規模の小売業者へのサンプリングに基づく売上高の調査だ。 GDPの2/3を占める個人消費の重要な指標であり、消費者信頼感指数とも相関性がある。
******米の自動車運転免許は高校生になると取得できる
高校生になった子供への最大のプレゼントが自動車なのです
それが2020年12月はコロナウイルスの影響でバス当の公共交通機関を避ける為に「マイカー」のプレゼントが増えたのです
それを入れても全体で-0.7%、コアだと-1.4%の結果でした。
******この結果がGDPに出ると株式市場は暴落します
どうするか、
「普通給付金+失業保険の給付を増やす」
結果、トランプ大統領は離職前に給付金の増額が決定したのです(ちゃんと仕事してます)
米では都市部の周辺の(郊外)新規住宅需要が続いています。
この流れは続くと見られてます、少なくとも5月までは。
その先は集団免疫の獲得の様子見です。
******米の給付金が支給されたあとの小売り売上高に注意
米国民もコロナでの就業の行方を気にかけてます、先行きが不安なら給付金は使わないで貯蓄に回ります。
当然、小売り売上高は更に減少して行くというシナリオも有る
何事もコロナ次第という結果には変化はありません。
コロナ変異種は既に米では猛威を振るってます、厳しいコロナ対策を実施していても感染者数の減少には歯止めがかかりません
集団免疫が獲得できるには米国民の30%以上が抗体を持つ必要があります(最低値です)
実際にコロナワクチンの接種割合が30%を超えている国はイスラエルだけです。
イスラエルの感染者割合の推移でワクチンの効き目が分かります。
イスラエルの感染者数
イスラエルのワクチンの報道は
この報道が正確なのか、もう少し時間をおいて追っかけてみようと思う。