鉱工業生産指数(速報値)

f:id:okoze2019:20201228124514j:plain

説明

GDPに占める鉱工業の割合は約2割で、鉱工業の関連産業も含めると約4割

日本の経済活動を広くカバーしている。

景気の動きに敏感で、経済の動きとしてはサービス業よりも景気変動を反映しやすい。

 

動きとしては

景気悪化⇒在庫増加⇒減産する

景気良好⇒需要拡大⇒増産

このような動きを統計調査の翌日には発表されるので、景気の流れとの時間差が最小です。

 

経済産業省の説明は

https://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikaisetsu/pdf/iip_nyuumon.pdf

 

******推移をチャートで見ると

f:id:okoze2019:20201228125708j:plain

コロナショックからの回復の第一段階(急減速からの回復)は終了です、前年比を表形式で表すと

f:id:okoze2019:20201228130149j:plain

同月を前年比で比べた結果はコロナショックの影響を受けていない月も減速しているのだ。

つまり、日本経済はアベノミクスは終了という結果となっていた、2019年の結果を表示すると

f:id:okoze2019:20201228130554j:plain

2019年は経済が減速していたのです、そこへコロナショックが加算されたのです、この状況で2021年がバラ色の年になるはずがないね。

相場のポジショントークの答えは此処に有ります。

 

******日本のGDPの残りは

個人消費とサービス業です、個人消費は収入減が響いていますしサービス業は飲食関連の悲惨さを見る限り日本が浮上するとは考えられません。