自動車の近未来

ハイブリッド or EVです。

第三の波はプロパンです(タクシーなどに使われてる)

ガソリンの化学式はC8H18でプロパンはC3H8ですから

炭素の含有量からそんなに差は無いので、淘汰されていくだろう。

既存の自動車のサプライチェーンを守る意味なのかトヨタはハイブリッドに執着しているのは知るところだ。

 

******ドイツのダイムラーはEVへと舵を切った

ダイムラーは1万人規模の人員削減計画、

ほぼ同時にフォルクスワーゲンの一部門のアウディも2025年までに9500人(15%)の人員削減計画を発表した。

いずれも1年前の発表で、その後計画の変更は無い。

BMWも同様に人員削減計画を発表した。

 

この三社はEVへ舵を切ったとの報道だ。

******自動車完成品メーカーが

EVの開発とハイブリッドの開発を同時に進められるほどの体力は無いと管理人は思っている。

 

EVの開発は電池が命です、実際に走行するだけなら現在のリチウム電池で問題はほぼ解決されている。

単体大規模電池パックを分解したような感じの小規模電池パックを繋げて対応している、発熱の問題も少なく製造も簡単なのだから現在は主流だ。

 

しかし、ヨーロッパは寒い。

暖房をどうするか、これが大問題なんですね。

ガソリンエンジンは効率が悪い、普通なら市販車に搭載されているガソリンエンジン熱効率は、最高で40%程度。 残り60%は動力にはならずに熱などで放出される。

この無駄な熱が暖房に最適なんだ。

一方EVは効率が良く70%を超える(現在)

現在主流のホイールがモーターとなるシステムでは発生した熱を暖房に使用するのは難しい。

電気を熱に変えるには大きな電力損失だしね、車体の断熱化と取り組まなければならない。

 

******EVは

発電所の効率やら充電効率なども必要となるのだが、温暖化ガスの大気放出は格段に少なくなる。

 

--------------------------------------------------------------------

ハイブリット(ガソリンや水素)の内、ガソリン車の熱効率を60%以上70%に近づくとEVとそん色ない。

水素に至っては、EVと肩を並べるほどの熱効率は可能だ、

しかし水素は「水素脆化」の問題は解決されない。

説明

水素脆化とは、鋼材中に吸収された水素により鋼材の強度が低下する現象の事。

一般に使用するにはメンテナンスの方法が立法化される必要はある。

ガソリンのハイブリットは温暖化ガスの排出においては致命的な欠陥であるので何れ淘汰される運命ではある。

 

残るはEVと水素ハイブリットだけなんだ。

 

トヨタが一番問題としているサプライチェーンの維持という命題はEVでは難しいだろう。

自動車産業は裾野が広く、一国の経済にとっては抜き差しならない大問題です。

簡単な集計ではガソリン車1台で部品3万点が必要で一次サプライヤーで1000社ほどですが2次、3次と増加していきます。

 

それがEVとなると1/3以下が普通で、設計しだいではもっと低くなる。

******大きな波となって経済は変化するだろう

遠い未来ではない5年ほどで変化は目に見えてくるだろう、

10年ではほぼEVor水素ハイブリッドかの決着はついているだろう。

管理人はこの変化は見れる可能性はある健康に気を付けよう。

 

技術の進歩は人々を幸せにしなくてはならない、イギリスで始まった産業革命(18世紀から)は社会の激変でで資本家を生み出した。

労働者と資本家の大きな割れ目が生まれた。

 

ドイツでは、人員整理という行動を取り始めた。

日本はどうするのか、完成車メーカーの数が多すぎる問題を含めて完成車メーカーの淘汰が進むのではないだろうか。

 

という所で、日産(7201)をカラ売りしようかなんて考えるのは

管理人だけではないようだ。

f:id:okoze2019:20201203103445j:plain

既に「逆日歩」が発生しているほどカラ売りが入っている

説明

逆日歩とは「品貸料」です

株式の制度。信用取引において売り建てた借株に対し、貸株料とは別に必要となることのある手数料。 一般には逆日歩とも呼ばれる

信用売り残高が信用買い残高を上回り、株式の貸し方である証券金融会社が、貸し出せる株の不足を補うために、機関投資家などから株を借りる際に調達費用として発生します

 

******日産のカラ売りは

業績不振が最大の売り材料ですが、テスラなど見ているとEV化の遅れている完成車メーカーは売りたくなるのは理解できる

 

完成車メーカーの戦略はこれからなんだろうが、投資家はせっかちだから早々と見切りをつけたのカモ?