一言で片づけると「待機資金の流入」でした。
コロナショック後に米FRBが買い続けている債券(すべて買うと言っている)の代金は「待機資金」として市場がリスクオンになるのを待っていたのです。
******バイデン勝利+ワクチン開発が報じられると
雪崩をうって株式市場に流入したのです。
為替が円高になろうが、「経済成長率があぁだこうだ」は無視
手元に有り余る資金を現金で置いておくのは「投資家でない」
ビットコインなどには、既に8月当たりから資金が流入していますし、金はずっと買われていました。
しかし、どれも市場規模が小さく待機資金量に見合わない。
過剰流動性相場は起こりうるベくして起こったのです。
残念ながら管理人は乗り遅れてます。
******この待機資金にも序列はあります
序列というのは、AAA債券以外には見向きもしない高貴な資金
BBであろうが金利だけを追いかけていた「プア」な資金です。
「プア」な資金の投資家は手元に資金を置いておくことなど
ありえませんから、何処かで運用を望んでいたのです。
少し前にUPしました株式を債券の序列に例えると「BB」であるとね、「プア」な資金は株式でもどこでもよいのです。
短期であろうと関係なしに買って来たのです。
まさか、ここまで「プア」だったとは、気が付きませんでした
投資理論や経済指標などまったく無視なんですからねぇ。
資金量は株式市場的には「くじら」ですから、簡単にねじ伏せられてしまいました。
売り方は「白旗を上げて降参」し買戻したのです。
投資を一方的に傾けるのはキケンと書いた要因はこのような状態のことを言っているのです。
******管理人はいまだポジションは変えてません
追証など全く不安ありませんし、損失も増えてませんからしばらく様子を見ます。
そろそろ資金流入が途切れるか、どうか、です。
財務省の発表している「対外、対内証券売買契約等の状況」
https://www.mof.go.jp/international_policy/reference/itn_transactions_in_securities/week.pdf
******11月15日~21日
対外(居住者)投資(株、ファンド) 2週続けて売り越し
1兆4291億円の処分
******非居住者の対内株式、ファンドは
3週ぶりの売り超しで
1兆1932億円の処分(前週は4228億円の取得超過)
これから、分かることは海外勢の短期筋の株式投資は既に売り抜けたのではないのか!
今週の金曜日に次の発表がありますので、それを見てからだけどね。