アノマリーのような物はあります、
日本株の大底はPBR=1
これが鉄板のようなものです、このあたりから買い下がりで巧くいきます。
しかし、上値を当てるのは難しいのです。
日経平均のチャートです
チャートの黄色線は60日移動平均線と、60日移動平均乖離率です。
この乖離率が0%~10%の間が、上下のMAXになることが多いです。
「当たるときと、外れるとき」が顕著ですから分析には注意が必要です。
今回は下値は当たっていますが、上値の正解かどうかは、これからのことです。
16日の60日移動平均乖離率=9.93
そろそろ、いっぱいの所に近づいてます。
しかし、買い方の資金力が多ければ一休みしてから再度始める可能性もあります。
上値はそれほどに難しいのです、仕手方の資金量しだいなので
すから。
この上昇相場は劇場型で間違いないですから、下落に変わるにも負のサプライズが出現する必要があります。
******いろいろな相場が出現しますので
いくつかのアノマリーを用意してく必要はあります、その一つに加えるとよいでしょう。
モデルナのコロナワクチン開発の効果が発表されて、相場は二度目の爆上げに至りました。
相場はオーバーシュートに至っていますが、負のサプライズでも出ない限りは暫くの間は高値が続くでしょう。
FRB、日銀の資金供給でジャブジャブになった市場は株式市場へ資金投入しているからなのです。
******自身の保有株を再チェックする時です
サプライズは突然くるのです(プラスもマイナスもね)、相場の読みが外れても追証や致命的な損失にならないような投資尺度を再点検する為にです。
管理人の今は売り方にいます(ロング、ショートで売りが多い)、
市場の+サプライズで売りが踏まれても株価のバリエーションからすれば永遠に踏まれ続けることは無いという考えです
株価が売られすぎている銘柄をロングにしてあり、買われすぎている銘柄をショートにしています。
それらの銘柄はブログにUPしてありますが、あとは持ち高比率
でしょう、サプライズが出現しても動揺しない持ち高にするのです(ポートフォリオ)
次の全力投入に備えて資金を残しながら、ショート銘柄がサプライズで上昇しても影響は受けにくいのです。
プラスで推移していた、現在の持ち株の値洗いは、マイナスに凹みましたが、数万円です。
驚くほどのことはありません、今までの投資戦略と同じ方法ですから。
相場の熱が冷めれば+になります。
相場を楽しみながら(相場感を失わないように)少しだけポートフォリオを建ててます。
次の暴落で全力投入する為ですね
「メリハリ投資」と名付けてますが、、
管理人の今の気分は「市場は浮かれている、次にくるのは悲劇だろう」
「山高ければ、谷深し」という相場の格言があります、これは日本株の格言ですから米株には注意でしょう。
特に、ダウは売り建ててはいけません。
米株は日本株のように上下しないのです、息の長い上昇相場となるのですからね。
******閑話休題
移動平均線の日柄を選ぶのに、ある程度の尺度があります。
20日とか25日とか30日とかです。
今の市場が使っているのは25日線が一番多いです。
これは、東証が戦後に始まった時は営業日が25日/月あったからです、月曜日から土曜日まで。
その時からのデータを引き継ぐと25日で移動平均を取ると整合性が高いからです。
今は月曜日から金曜日が営業日ですから20日/月
で移動平均を取ると整合性が高い。
管理人の尊敬している若林氏のペンタゴンチャートは30日となっています、相場は休まない(360日動いている)からなのですね。
先物市場や私設市場があるので、相場は特殊な日しか休まないので。
管理人はその時で日柄を最適化しています、週足は5~7日ですね、
そして、長期の移動平均は30日から90日をチャートの高安に合わせ最適化しています。
そして、分析は3つ以上がマッチしないと投資しない。
今まで、幾つもの分析チャートを使用していましたこれからも同様です。
最適化しても、チャートが整合しないときはお休みで見てるだけ。
それでも40年前は信用取引やオプション、先物と毎日切った張ったを繰り返していました。
もう無理、気力体力が続かない。
日本市場が終わった後に米市場も見てたのです。
寝る時間が無い、普通の仕事もしてましたし、趣味で週末はお出かけしてます、当然身体壊しました。
無茶苦茶でしたね(アホです)
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中国国有企業のデフォルト
2020年10月以降ついこの間の事です、中国国有企業の社債のデフォルトや償還期限の延期が相次いで発生されている。
10月23日には華晨汽車集団控股有限公司(遼寧省の国有企業)は10億元の私募債でデフォルトが発生した、日本円だと158億円
その後破産宣告に至ってる
11月10日、永城煤電控股集団有限公司(河南省の国有企業)も10億元の短期無担保約束手形でデフォルトを起こした。
紫光集団有限公司は、一旦償還するとしていたPPN(Private Placement Note非公開定向発行非金融企業債務融資)を償還予定日前日の10月30日に償還をやめると公告した(デフォルトではない)
そして、中国国家統計局は
10月19日 GDP成長率は4.9%と発表した。
GDPが4.9%も成長しているのに、何故に国有企業がデフォルトするのかは判断に苦しむところです。
もう中国国家統計局の発表は信用してる投資家は皆無だろう