閑話休題

昔し昔しの原油

オイルメジャーが握っていました、生産から販売までです。

価格も生産量も全てオイルメジャーが支配してました。

 

その形態に行きつくまでに、先進国の一部は極悪非道を繰り返した歴史があります。

植民地政策から独立運動への抵抗、現地政府への汚職などなど

全て過去のことです。

そして、第一次オイルショックとなったのです。

日本はほぼ輸入に頼っていました(その頃の報道では輸入原油と言っていた)理由は不明

 

因みに、新潟県胎内市の沖合4Kmに石油リグあります。

陸地から見えます「岩船沖油ガス田」といいます、現在稼働している唯一の国産油田です。

ここで生産されている天然ガスはバイプラインで東京、横浜まで輸送されてます。

 

年間に88.000キロリットルの原油と178百万立法メートルの天然ガスが生産されてます。

 

******オイルメジャー(国際石油資本

資本力と政治力で石油の探鉱(採掘)・生産・輸送精製販売までの全段階を垂直統合で行い、シェアの大部分を寡占する石油系巨大企業複合体の総称

 

第二次世界大戦後から1970年代まで、石油の生産をほぼ独占状態にしていた(7社でセプンシスターズと呼ばれた)

1 スタンダードオイルニュージャージー

2 ロイヤル・ダッジ・シェル

3 アングロペルシャ(現BP)

4 スタンダードオイルニューヨーク(現エクソンモービル

5 スタンダードオイルカルフォルニア(現シェブロン

6 ガルフ石油(シェブロンとBPに分かれた)

7 テキサコ(現シェブロン

 

ペルシャ湾産油国は1960年当たりから政治的にもオイルメジャーから目覚めてOPECを設立した。

 

******1973年の第四次中東戦争をきっかけに

第一次オイルショックとなり石油の利権をオイルメジャーから取り返したのです。

 

石油は暴騰して日本はトイレットペーパーの買い占めがニュースとなりました。

youtu.be今では笑い話ですがね。

 

おしまい