現在のドル高は米GDPが元です+33.1%(年率換算)
このサプライズの賞味期限は長くない。
次の発表まで、その半分かも、、、まぁそんくらいだね
米10年債券利回りチャート
米FRBはマイナス金利に否定的です、市場では様々な意見があります、しかしドイツや日本を見ていても一旦マイナス金利に陥ったら抜け出せない現実は誰が見ても分かり切ったことです。
何故、日独はマイナス金利を導入したか。
「やってみたかった」と言うのが管理人の結論、その他には
道が無かったというコメントも有る。
日銀は社会実験をしようとして抜け出せなくなったわけです。
2016年1月に「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」として導入されました。
当初目標は2-3年で成功して2%の物価目標が見えてくる、だったのだが。
は5年に渡るマイナス金利導入から、ついに禁断の領域を破ろうとしている。
顧客の預金口座の全預金にマイナス金利を課そうとしている
予定では-0.5%を課すことを計画しているのです。
******ゼロ金利が最終ではなかった
こんな結論を宣うエコノミストも多い、しかし相場の世界観で言うのなら「オーバーシュート、やりすぎ」ということになる。
ゼロ金利まで到達したなら、次は金利が高くなるのが相場理論なんだ。
「高くなった物は、安くなり」
「安くなった物は高くなる」
金利は十分に安くなった、次は高くなる番なんだが。。。
金利は安くなりすぎ底割れをし始めたのだ。
さて、話をドイツに戻して
マイナス金利の口座を維持する必要があるのか、と、問いたい
通常の銀行口座以外の引き落とし専用の口座が出現するでしょう。
日本のセブン銀行などは、引き落としを想定して作られた銀行なんだ。24時間364日金融サービスが受けられる。
残念ながらコンビニの無い所に住んでいる管理人だ。
******もう少し脱線しよう
日銀の現在の非伝統的金融緩和の先に見えるものは「インフレ」である。
日銀は2%のインフレ目標と言ってるが、そんなに簡単にインフレをコントロール出来たことなどありません。
デフレを止められず、インフレはコントロール出来るなど「え」と言いたい。
想定外のインフレに見舞われて金利を上げるしか方法がなくなる、ほっておくとハイパーインフレとなり、やがて経済はボロボロになるのが見えてくるので、日銀は毎月金利を引き上げて市場の反応を見るようになるだろう。
理由は簡単、金融緩和で市場に資金を供給したのだが巻き戻しに失敗した。2019年12月のことだ。
相場は急落し、FRBは慌てて巻き戻しの中止を発表した。
しかし、このままではバブルになるが(過去のバブルは新たなバブルで救済した)次のバブルは市場にある資金量がコントロール不全となりうるほどの資金量なのだから。
それはFRB主導では無く、資金を借りている、持っている機関投資家が自ら返納したいと自主努力である必要がある。
しかし、その前に経済回復の兆しを待たなくてはならない
ドルは一旦は貿易に有利なほどのドル安方向に進むだろう
米の農産物輸出が経済にプラスに働くようにだが。
******これらのシナリオでは
グローバル経済は破綻しません、想定内の動きですから。
日本経済も2023年以降はバラ色になる想定です、最悪はバブルが過去最大のピークとなり破裂することでしょう。
投資家の多くは、バブルで株高になり利益で潤う夢を見ています。
悪夢とならなければよいのだが。
誰かがババを引くのは理解しているが「自分では無い」と信じている。
グローバル経済は富の不均衡を作り出した、
世銀は1日1.9ドル(約200円)未満での生活を強いられる層を、極度の貧困と定義している。 ... 極度の貧困状態にある人は2020年、世界人口の9.1~9.4%に達すると予測している
人口にすると1億5000万人に達する。
******このままの状態が続くはずがない
それでは「神も仏も無い」
経済は必ず巻き戻しをするし、してきたので現代がある。
******その巻き戻しとは、
金持ちが破綻して、貧乏になるのだ。
押しなべて均一化されて、新たに競争ができて金持ちが生まれる
過去では、災害だったり戦争だっり、疫病だったり。
全面的に均一化ではなくとも、部分的な事は数限りなく起きている。
2020年も11月になった、少し早いが2021年を占うとしよう
@2021年は想定外の事案で激変加速となるか
@激変の2020年から解き放されて静かな2021年となるか
中間は無いだろう。
為替のドル円は100円までは、想定している(市場予想も多数)
100円から先の円高は現在では見えていない。
一番のネックは米中にある、中国の経済指標はウソの塊で中身が見えない食糧危機、デフォルト、暗殺、外貨不足など取りざたされいるのだが。
米は政治家の腐敗糾弾が叫ばれ始めた、民主党の中核でだ
バイデン候補が負けると、大変なことになる。
大統領選の敗者はどちらの陣営となるのか、あと2日
全力投資のタイミングでは無いので、ポジションは傾けないでおくことだ。
平穏な相場なら、じっとして。
激変なら安い所を拾うことだろう。
何時も通りの投資スタンスじゃないか!