市場と実体経済の乖離は拡大し市場はバブルとなりうる

良いことでは無い、

中央銀行は分かっていても他の手段を持たない

FRBは追加の刺激策を実施するだろう、それはバブルを作るだけ実体経済には役に立たない。

 

ユーロ・パシフィック・キャピタルのピーター・シフ氏のコラムでも指摘されている。

www.financialpointer.comピーター・シフ氏はサブプライムローンの崩壊を予測した人々の一人であります。

 

これらの可能性は「今」ではない、時間経過とともに実体経済と市場の乖離が進み、相場は崩壊を始めるだろう。

 

「何時もの道筋なんだ」

違いは、市場に放出したお金の額だけだ。

------ネットをサーチすれば各国中央銀行のバランスシートは

すぐに検索に引っかかる。

OANDAジャパンが近頃よいコラムを書いている

(FXトレードなどの会社である)

www.oanda.jp日銀のバランスシートを大きくして見ると

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バランスシートのグラフを見ると、日銀はバランスシートの改善は全く意中には無いようだ。

 

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FRBは改善しようとしたが米株式市場が急落した、FRBは市場の反応に驚いてバランスシートの改善を放棄したんだ。

 

******著名な投資家やヘッジファンドは相場の崩壊に巻き込まれないようなポジションを考えているが、無理な話である。

彼らの運用している金額が大きすぎて(金融緩和が犯人)相場崩壊を担っているのだから。

 

実際に2020年初頭からの市場崩壊から逃げられやしなかった

次の崩壊は予測はコロナショックの比ではないだろう、

FRBはコロナショックが金融危機とならないように無尽蔵の資金を債券市場に供給すると発表し金融市場の混乱を鎮めた。

 

そして、結果が中央銀行のバランスシートが爆発的増加となったわけなんだ。

 

相場は欲を絡めて拡大していく、これを止めるには市場に注入している資金を止めるしか方法は無い。

欲に走っている投資家に節度ある投資をしろ、、、なんて無理な話だ。

 

リーマンショックの引き金となったサプブライムローンの無秩序な融資は紹介した通りで下駄を履かせてはいない。

むしろ控えめなくらいなんだ、何度も書くがポールダンサーがサブプライムローンを複数回利用して、住宅数軒+アパートまで所有していたのも事実なんだから。

ローンを証券化して売り飛ばすと、ローンの支払者が見えなくなるという現実を利用した詐欺商法なんだ。

 

市場に資金がジャブジャブになると、とんでもない所へ投資するようになる。

自分の金ではないから、短期間で利益を稼いで売り払って逃げようと考えるものなんだ。

一度成功すると、次も成功するだろうと考えるが最後にババを誰かが掴む。

解り切った事案であるが、自分では無いと考えるのだ。

 

------次のバフル崩壊も

投資家以外の一般の方も巻き添えになる、リーマンショックでも同様だった。

もう中央銀行は悪事を働いていると非難されてもいい頃だ、だれかが声を上げなければアホな金融緩和を止められないのだ。

 

******市場参加者はバブルを待っている

儲けようと考えているからに他ならない。

ハバを引いた奴だけが損をすると考えるからなんだが。

儲けて、こんな糞みたいな仕事から逃げ出そうと考えている

この投資という仕事を糞みたいなものに変えたのは欲と中央銀行なのだ。

何れ「相場の神の鉄槌を受ける」

 

******各国中央銀行は貨幣を増発するのは間違いない

結果インフレとなる、それを防ぐためにMMT理論などを急に持ち出してきた。

そのブードー経済理論(MMT)は市場に資金を注入するためのプロパガンタなんだ。

そして、中央銀行は反対意見を無視して資金注入に成功した

プロパガンタも成功したので暫くの間インフレは沈静化していると考えている、

 

増発した貨幣の量が閾値を超えるまでの話なんだ、その閾値が分からない

なにせ現代史始まって以来の処女航海なのだ、市場へ船出(ローンチ)した莫大な資金はこの先どんな悪さをするのか注目するとしよう。