待っていた中国不動産バブルがいよいよ崩壊しそうだ
今日明日には無理だろうが、2021年年頭当たりだろうか
世界一の不動産ディベロッパーの「恒大集団」の株価が暴落始めたのだ。
香港に上場している「恒大集団」は25日に9.46%の急落をした。
そもそも30%引きでマンションを販売する理由が怪しい。
ロイターなどは「野心的な売上高目標を達成することが狙い」
などと報道しているが、だれも信用などしていない。
取材の返答が「これ」だっただけで、運転資金にも欠乏しているわけなんだ。
恒大集団は2021年1月にかなりの額の返済を抱えている。
発行した社債の償還費用のようだ。
何時ものやり方で、新規社債の発行で凌げなくなって来たということらしい。
社債を発行しようにも引き受け手がいなくなるのだから。
中国国内では、怪情報が乱れ飛んでいる。
投資家はあたふたしているのだろうが、過去の日本でも銀行の取り付け騒ぎがあったときに、日銀特融(特別融資)で現金を銀行のカウンターに積み上げて支払いをして、取り付け騒ぎを凌いだことがあった。
怪情報が乱れ飛んだ時には「カネの出し手」が現れる他には方法はないだろう。