投資ツールが必要ですから、使用料を調べてみました。
世界一優れている「ブルームバーグ・ツール」は
2000ドル/月 端末1台につき
画面構成は
米株は世界一の投資環境が整っています、日本との差を見ると
金融派生商品(デリバティブ)が凄い、例えば各銘柄毎にオプションが設定されている。
日本では日経平均を原資産として先物やオプションが設定されているが銘柄毎には無い、
テスラの株価は17日終値で423.43ドル/株でした。
それをコールオプションで買うとしたら
日本でなら資金不足では信用取引で買うということになるが
米ではオプション取引でも買えるわけである。
オプション取引はコール(買い、売り)プット(買い、売り)
と四つの取引がある(詳しくは先々で説明)
テスラをコールオプション価格は画面見えるところで
435ドルのコールオプション価格は5.31ドルです。
期日どれくらい前に買ったかで、利益になるか損失なのかです
テスラ株をストライク価格435ドルになると予想して コールオプションを買ったのですね。
現物を買うには423.43ドル/1株必要ですから、
コールオプションで買えるということは大量に買えます
******期日を11月20日に設定すると
ストライク435ドルのコールオプションを76.64ドルで買えます
423.43ドルのテスラ株を5.5倍分買えるわけです。
仮に値下がりしてしまうと、コールの買いのオプション価格が
0ゼロになるだけです。
損失は限定ですから、株で利益が出た分を全力でコール買いにぶつけるといった博打が出来ます。
11月20日まで持ち続ける必要はありません、日々オプション価格は変わります。
その計算式はブラックショールズ方程式で計算しますが、画面に結果が出ているので気にする必要はありません。
テスラ株が値上がりするとコールオプション価格も上昇しますが、期日が近づくにあたりコールオプション価格は下落します
******コールオプションの買い手と売り手の損益の構造
図にあるように、買い手の損失は初めに支払うオプション価格が最大損失です(オプション価格が0になる)
利益はチャートのように原資産のテスラ株の値上がりと期日によって決まります、暴騰すれば何百倍にもなります。
損失限定の大博打が打てるわけです。
*******コールオプションを買うには売り手が必要です
誰かから買わなくてはいけないのでね。
売り手は初めにオプション価格をもらいます、売ったのですから代金を頂くわけですね。
しかし、期日には逆の取引をして清算しなくてはなりません。
最大利益がオプション価格です、原資産が暴騰するとオプション価格も暴騰しますから損失は膨大になります。
期日のまで持たなくてもよいのですから、相場が変わったらオプションの買い戻し(誰かからでもよい)をするか、現物を買うという方法も、オプションを買うという選択もあります。
つまり、売り手は買い手よりリスクに敏感でリスクヘッジに長けているプロ側の投資家がほとんどですね。
******今回の米NASDAQのハイテク株暴騰だと蟻が群がるように
コールオプションが買われます、当然の事ハイテク株が買われるということですから暴騰します
資金が少なくても大量に買えますから、より株価は暴騰します
しかし、オプションには期日がありますから買ったものは売り
売ったものは買い戻ししなくてはなりません。
原資産が高くなればなるほど、買い手は少なくなりますので何時かは下落します。
それらも併せて、ブルームバーグ端末ではテクニカル分析や需給分析が出来るように資料がそろっているようです。
2000ドルも毎月払えませんから、使えませんが現物を見てみたいがね。
******日本株は潮目が引いているように値動きがありません
米株も暴騰後の一服でこれから先、Wトップになるのか急落するのか、まだ見えにくいので暇です。
ただし、パウエルFRB議長のコメントは米の緩和材料が出尽くしたような印象も持たれてます。
FRB議長コメントの消化にはもう一日二日かかるでしょう。
日本は4連休になりますから波乱はなさそう。