米経済の先を占う

2020年8月のNYマンハッタンのオフィス賃貸料金の下落と空き物件の増加は米経済の先行きに暗雲を突き付けている

 

******マンハッタンのオフィス賃料は2019年に約10%上昇した。

2020年1月のマンハッタンのオフィス賃料は過去最高を記録していたが、それに比べて8月は

1平方フィート当たり2.03ドル(約215.5円)下がって78.01ドルになった

 

これらを端的に表しているのがS&P米国リート指数です

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アドレスはここ

https://stock-marketdata.com/us-reit.html

日々に更新されてますから、先行指数として使えます。

 

NYのオフィスはロックされている所も多くニューヨーカーも閑散となったオフィスやNYに魅力が無くなったようだ。

郊外へと移動しているのでNYの賃貸住宅の賃料も下落し空室率も上昇している、反対に郊外の中古物件の需要が多く価格も上昇基調にある。

 

当然NY市内の物件の復活の動きは見えない、さらに悪化が予想される。

人々はコロナとの付き合いが長く続くと予想し始めた、これらが逆転するにはワクチンの接種が必要で安心感をもたらすはずだが、ワクチンの安全性と有効性という大問題が存在する。

 

S&P米国リート指数の先行き上昇に移るかどうか、相場の上昇は米政府の雇用対策以外には見当たらないが、議会両党の対立は簡単には解決しないだろう、負けると大統領選にも響くからだ。

この様子では10月波乱のアノマリーは(オクトーバー・サプライズ)顕著化してきそうだ。