ヒエラルキー

階層制や階級制のことであり、主にピラミッド型の段階的組織構造のことを指す。

******社会構成がピラミッド型と過程してますが

一律、ピラミッド型ではありません。

日本では少し前の時代、一億総中流社会と報道されました。

1970年代頃の話です、高度経済成長が十数年続いていたのです

社会の格差は小さくなっていたのは事実です、日本人のほとんどの所得が増加し生活水準は「中流」になりました。

奥様は魔女」の米には程遠い現実はありましたが、「あれが欲しい」のテレビ、洗濯機、冷蔵庫、掃除機、車などは買えるようになりました。

住宅も「ウサギ小屋」と揶揄されましたが住宅ローンの充実とともにマイホームの夢がかなうようになりました。

 

****その後バブルとなったのですが(1986~1991年)

 

高度経済成長の時代は「合計特殊出生率」も2.14と高く、人口増のボーナスも経済成長に+に働いたのです。

(平成30年の合計特殊出生率=1.42)

 

******その後

敗戦国の日本は世界の研究材料となり「いかにして高度経済成長を実現させたのか」東南アジア、中国、韓国などの国々は戦後の日本が米を目指したように日本流を実践したのです。

 

日本モデルと言われた高度経済成長を果たした日本経済は、欧米を目指して方向転換をしなくてはならなかったのですが、欧米モデルは日本では実施不可能でした。

(この辺は大航海時代からの流れで日本は鎖国でした)

 

日本は追い付かれる立場となったのですから、通貨の「円」

の価値が大問題となるのです。

 

円の切り上げです、

ニクソンショック1971年8月15日ドルと金の交換停止と一律10%の輸入課徴金賦課を発表

ここから怒涛の円高が日本を襲います、

敗戦国日本の高度経済成長は円安+人口増のボーナス+勤勉

という図式で出来上がった社会という結論です。

 

******次の高度経済成長が見込まれる国は何処か

零細な個人投資家は市場に影響を与えるほどの買いは出来ません、提灯に徹して大きな資金の後を付いていく戦略が大事です

 

それには、大きな資金が目を付ける所(国、セクター)を同時かそれ以上早く目を付けることです。

 

国なら前に書き込んだ「民主化を叫んで学生デモが頻発」のキーワードでしょう。

 

セクターなら「環境、食料、医療、水資源、エネルギー、ハイテク」がキーワードでしょう。

 

******ヒエラルキーが描く

経済ピラミッド(所得分布図)

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所得を男女別に分けると

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チャートの形が一定してないので、見にくいですが頭の中で天地逆にして両サイドに開いてください。
データは2018年の 国税庁民間給与実態統計調査」をもとに、給与階級別の年収状況を算出。

 

------経済ピラミッドの底辺

経済的困窮者層(Base of the Pyramid)(ピラミッドのベース)を指しています。

びっくりするほど「中流」が無くなり、「下流」の増加が見て取れます。

日本政府は当然ご存じですが、日銀は株を買える金持ち層には手厚く日銀買いで対応してくれています。

 

日本経済の実態がこれなんです、驚愕の実態でしょう。

ピラミッドの上部に居る人々は首都圏に集中しています、この首都圏に災害が発生したら日本経済はガタガタを通り越します

首都機能の移転、人口の再分布は急務なんです。

 

住み慣れた町から引っ越すのは大変な事は理解できます、

東日本大震災2011年3月11日から、東北の人口は大移動したのも事実です。

人々の大部分は災害を見てから行動する、予測して行動する人はマイノリティなのです。

 

首都圏では仕事も多く、生活も便利でしょう。

災害はそれらを一瞬にして破壊します、少しの不便と大きい安全は買いでしょうね。