週末の米株

ダウチャート

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移動平均線は5日+15日で最適化、9月2日の陽線がピークとなり下落したのが3日、大幅(ザラ場では1000ドル下回った)下落した普通ならそれほどの下落だと、翌日の相場は戻しても不思議ではないが。

4日の週末も下落して終わった、日足は上下に髭を作って投資家心理が振れたことを示している。

下髭は急速に株価が戻ったことを示している、下髭が到達した安値は30日移動平均のところだ。

2日で1ケ月分の安値を取りに行くほどの性急な動きは必要無い相場なのは間違いない。

それほど売り込まれる要素では無い相場ではあるのだが、トレンドとして下落していくのは問題は無い。

この30日移動平均の安値を許してしまえば、来週の相場は大崩れするだろう。

赤線のストキャスは59.16 もう少し下げても問題ない。

ボリンは収縮してきた、

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ボリンからすれば、まだ収縮足りないというところか。

サイコロは66.67 ダウの過去の反転は50当たりからだから

もう少し安値が有ると見ている。

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アリアンツ首席経済アドバイザー モハメド・エラリアン氏は

www.financialpointer.com

さて、この下落はダウとしては何を織り込む動きなのか。

それさえ分かれば下値のメドは大体予想できる。

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NASDAQのチャート

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下髭が合うように最適化して見たチャートです

4日の下髭が到達したのは49日移動平均線でした、3日の終値はその1/3の16日移動平均線でした。

 

ダウの下落幅よりかなり大きい、それだけ上昇しすぎたのだろう。

NASDAQを200日移動平均線で見るとチャートは

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200日移動平均線とその乖離率

前回の暴落では-22.18の乖離率まであった、今回の新高値では

+7.34の乖離率、長期の乖離率では説明はつかない。

4日の下落でNASDAQの日足の髭が到達した安値は、相場の急落を早期に織り込んだ値でもあるようだ。

相場と比較して高くも安く無い値(10875)まで下落し、急速に戻して終了したと見て正解だろう。

 

つまり相場を主導しているAIが今の相場の±0として計算した値まで売り込んだと解釈してよいだろう。

 

そして、急速に戻した。

******ここから先の相場は

この下落で損失を出した投資家は多い、8月3日からの相場が全てパアとなったのだから。

かなり買ったと出来高から理解できる、それを3と4日の出来高と比べても、足りないのだ。

当然マイナスを抱え込んだわけなんだ、ここから先の相場は損失を抱えた買い方を締め上げるつもりなら、売り方は容赦無く売り崩すしかない。

 

しかし、相場をあきらめる要素のWトップを付けたわけではないのだから売り方は売り崩すのは難しいだろう。

 

一旦戻して、再度高値を売り崩す方が成功率は高そうだ。

4日の下髭も長いので、安値は買いたいと考えている投資家が飛びついたことも理解できる。

 

もう一度、売りが成功する水準まで様子見しながら相場を戻して、買い方に再度恐怖を与えるのがよさそうだ。