NYの危機

世界の中心、NY5番街のレポートです。

ライブカメラでは分からない現地の不動産会社からのリポートです(NY J-ONE不動産)

youtu.beこのレポートの他にチャイナタウンからのもあります。

余談ですがABC(アメリカ ボーン チャイナ)は言いえていて関心しました。

それほど華僑は米に進出しているのだと実感しました、特にグリーンカードの取得にそのような道があったのかと日々情報を確認しているウォッチャーとしては失格だがね。

米の移民政策は経済発展に貢献しました人口増のボーナスです

しかし、社会構造の変化は白人が減り人種間格差が増え混乱が生じています、トランプが大統領に当選したの一因でもあります

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金持ちはNYを脱出している、ハンプトンに別荘を持っているのが普通だからだが。

そうなると高級デパートなどは売れ上げ低迷となる、米の決算を見てもウォルマートなどのスーバーやDIYなどのホームデポの決算は十分すぎる。

一方、高級品などの売れ行きは低迷して全米展開のデパートや高級品に特化したところは倒産といったところだ。

 

これを経済的に見ると経済の基幹はお金が回っているが、金持ち御用達の部分は低迷しているということだろう。

 

このNY中心とした不動産物件は特にひどいのだが、全米で見ると新築住宅市場は活況なんだ

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指数だけを見ても実体は分からないが、情報を深堀すると。

金利だけではなく銀行の貸出しにFRBが後押しをしていることが重要で、銀行は住宅ローンが破綻しても引当金を必要としない、当然のこと審査は不必要とは言わないがアマアマなのは間違いない。

サブプライムローンに似ているが、銀行はリスクを取らなくてよいのがサブプライムローンとは異なるところだ。

借り手はサブプライムローンの時に近い、そのほかの自動車ローンも同様にローンを組みやすい状態となっている。

 

******NYなどの都市部は危機的状況なのだが

郊外は住民が増え、新築、中古住宅の売買は活況な状態となっている。

今はWITHコロナの状態で、まだ当分の間この状態は続く。

AFTERコロナに移れるのか、それは何時になるか重大な問題です。

 

WITHコロナで分かったことは、通勤する必要性が限りなく低いという現実なんだ。

それに付随して必要としている従業員数の問題です、今までの数分の一で済むではないか。

都市部の商業用不動産の低迷は続きます、この部分が崩れたら

劇的に変わるだろう、例えば商用ビルは娯楽施設に変化して行く。

家賃にしても、9月までは支払わなくても追い出されないのだが10月はどうなるんだろう、流動的でわからないが限界点に近いとは思う。

 

AFTERコロナは激変する社会構造をもたらします。

NYは商用部分が減り、娯楽部分が劇的に増える。

巨大なエンターテイメント市場が出来上がるだろう。

美術館、劇場、レストラン等はいままでより活況になるだろう

人が集まるとホテル需要、物流需要は増えていく。

 

NYの不動産は値下がりしたら買いなんだ、米経済が本格的に復活の兆しは、ここらをウォッチしていくとよいだろう。

 

******激変する社会構造

は書き続けているのだか、やっと姿が見えてき始めた。

社会構造は淘汰と新生、激変する為替、新たなサプライチェーン、振興国の台頭、先進国の凋落。

新たな信用不安の発生(ソブリンリスク)共産国(人民共和国と付いている国)の粉飾でしょう。

 

一番大変な所は、日銀の態度だ。

YCCと非伝統的金融緩和だろう。

いよいよ、安部政権が終わる日銀総裁も変わるんだ。

非伝統的金融緩和をいつまでも続けていくことは出来ない。特に株式市場での1兆円/月のETF買いは終わる。

もとに戻れば5000億円の買いというのだろうが、ETFを買い続けた日銀は発行済み株数の10%の限界に近づいた。

なんのコメントも無しだと無策の烙印を押されてしまう、どうするのか見ものだ。

 

債権を得意とするヘッジファンドは市場のジャブジャブな資金がこれからインフレを起こすと想定しているところが出てきた

 

FRBもそこのところはコメントで金利2%を超えても緩和継続するとしている。

 

日米ともに次の指導者がだれになるのか、答えは2ケ月ちよっとで出る。