SQ(Special Quotation)日は14日でした、毎月の第二金曜日は特別清算指数(最終清算数値)のことです。
分かりにくいね、説明します。
最終売買日の日中立会終了時間までに対象の建玉を決済しなかった場合、このSQ値で自動的に清算が行われます
つまり前日の13日までに対象となる建玉を清算しないと14日のSQで自動的に清算されちゃいます。
8月はです、9月は11日が第二金曜日なので11日に自動的に清算されます。
分かりにくいので表がネットにありました。
毎月の第二金曜日は日経225miniとオプションが清算されます
この2つの取引の限月は毎月設定することが出来るということです。
限月(げんげつ)が出てきました
限月とは、先物取引やオプション取引において、先物の期限が満了する月のこと。 例えば、3月に期限が満了する取引であれば3月が限月であり、「3月限(ギリ)」という言い方をします。 現在、日本の債券・株式先物取引の限月は3、6、9、12月で、オプション取引の限月は毎月となっています。
****追加説明
先物の期限が満了する月を決めて先物なりを売買しますが、限月前に清算することも出来ます。
大体において利益が出ないと、限月まで引っ張ってしまうので
最後はSQで投げて損失をだすということだね。
さてさて、現物以外の取引が多々あります。
市場全体は現物、信用、先物、オプションといった取引き全体で構成されているのですからこれらをすべて学ぶ必要があります。
両者の違いは金利です、制度信用は日証金がお金を貸してくれます、一般信用は証券会社がお金を貸してくれます、ので高い金利で長く借りてほしいということで限月がありません。
信用取引で株を買うと買った株が担保となります、信用で買った投資家は日々に金利が付いてきますから、利益が出たら早く売りたいと思い、損失が出たらなんとか元値まで戻ってくれるまでと保有してしまいます。
そして、SQ日が到来すると制度信用では自動で清算されますから(昔は強制清算と言ったけどね)実態は自動的に強制清算されるんです。
損失が出ていても、持ち続けられませんから前日にロールオーバーをします、つまり買い持ちしていた株を売り限月が遠い先を選んで同じ株を買います(更に下落しそうならカラ売りに変えてもいいね)
一般信用ならそのまま買い持ちを続けられる、しかしどちらにしても金利は取られるのだ。
今は、金利も安いので安易に信用取引を始める投資家は多いけどね。
いつも、表示している信用取引評価損益率を見てもほぼマイナスなんだから普通の投資家が信用取引で利益を出す難しさは理解できると思います。
最新の評価損益率
この前紹介した-20.60%からすると日経平均も上昇したから-17.86%まで損失が減ってはいる。
信用取引でマイナスを喰らうんだから現物取引でもマイナスなんでしょうねぇ。
投資家心理としてはプラスだと利益を早く確定したくなりますし、マイナスだとせめて買値までと持ち続けて被害を大きくするのです。
最終的に魑魅魍魎に吸い上げられるのだ。
つづく