総需要は驚愕の数字のようだ。
1/100まで減少したという内容だが、観光業をどこまで含めるかを勘案すると観光地の昼飯からお土産、航空、海運業まで含めて1/100かは不明です。
ただ、日本のこの数字から思いをはせると観光立国のギリシャ、イタリア、スペインなどの国は観光以外に国際的に稼ぐ手段を持ち合わせていない。
残るは農業だが、付加価値をつけるために農業もワインなどの加工食品に走っている、ワイン農場を観光に開放して観光客にワインを販売している、流通経費を省いて原価率を安くしているのだが、このスキームが崩れてしまった。
ＥＵはユーロ高の恩恵を受けているが、これから先々の経済を考えるとユーロはドルが減価してもそろそろ目一杯の価格だろう。
Withコロナの世界がしばらく続くと考えなければならないとなると、単純に株高を喜んでいていられない。
******管理人の感覚でしかないが
ブラックスワンは思わぬ所に隠れているのではないか、これを探している。
売り方としては株高は歓迎なんだ、山高ければ谷深しで暴落すれば短期間で利益がでるからなのだが。。。
******少し古いが中国のGDPです7月17日
２QのGDPが＋3.2%と発表になった、これを東12番のテレビでは最大に宣伝している。
工場は稼働していない、洪水で中国の半分が水没し、バッタは既に到達して食い荒らしている。
これを日経電子版では「雇用なき復活」と揶揄しているのだが
このチャートでは、かなりひどい状態です農村部からの出稼ぎ労働者はほぼ強制的に帰郷させていますので出稼ぎ労働者の数字はこのチャートには入っていません。
実際の数字は誰にも分らないのですが、中国全体で１億人が雇用を失ったとの臆測もあります。
中国国内は移動手段が管理人が知っている昔からは格段に整った
LLCや高速鉄道なのだ、これによって観光業と付随する飲食、お土産が中国の国内需要を支えた、この観光業がGDPに与える恩恵は想像以上なのだが、これが水害によってほぼ消え失せた。
中共政府はコロナ収束宣言を出して観光による国内需要喚起を宣伝したのだが崩れ去ってしまった。
もう、もてる内部循環は無い。
この先、雇用、農業(南は水害、北は干ばつ)、輸出はしばらくの間は望みが無い状態となっている。
残りは、不動産と株式市場だけなんだ。
真偽不明の情報がある、不動産ディベロッパーの恒大集団が不渡りを出したようだ。
驚くことではない、25%引きで不動産を処分し始めたのは事実なのだから、何時不渡りが出ても驚くことではないし不渡りでは倒産しないのだから。
恒大集団は米にも上場しています、空売りが入ったようですが
要注意なのは、中共政府はここは潰さないはずですから踏みあげられる危険があります。
業績に関係なく資金さえ入れれば株は高くなるのです、中共の思惑で株価が決まるのを忘れてはいけません。
******ドル円が急展開
先週末のソフトバンクのレパトリ円買いのあとの７&iホールディングの米での２兆円の投資の思惑で円安になりました。
実際には日本からの資金は8000億円(残りは米でドルで資金手当)の投資のようだとのニュースで円高方向に戻りました。
為替は劇場型で動きました、情報に振り回された直近でした。
このチャートの直近はテクニカル分析に引っ掛かりません
週末に米雇用統計が出ます、独立系のエコノミストは悪い数字を予測している方もいらっしゃる。
震撼するほどの数字もありうるのですから、今週の投資は手控えている管理人です。
超長期の投資は安いところは拾っていますが、その他は処分しました。
**************米大統領選挙
老老選挙と揶揄されていますが、バイデン勝利をいち早く報道しているNYタイムスなどの偏った報道は米では普通のことです
驚いてはいけませんし、日本で報道されている米リサーチ会社の騰落率も全く信用に値しないです。
youtu.be面白い、副大統領が選挙を決定するとなると初めての黒人女性大統領を見てみたいと、バイデンに投票するのかも。
また、反対に絶対ダメと否定してトランプにやむなく投票するのかも。
インディペンスデイなどの映画を見ていると、米大統領は若くバイタリティのある派兵経験のある若者が大統領だった記憶があります。
今回のような老老選挙は記憶がありません、どうなるのかは全くわからんじゃ。
