米・ISM非製造業景気指数

6月の非製造業総合景況感指数は57.1となり、前月45.4から11.7pt上昇した。

上昇幅は過去最大でした。

この指数は50を境に上下で景況感の良悪を示す指標です。

転換点の50を跨ぐときには大きく振れやすい傾向があります

---------米市場は

この指数に一段落をして大幅に上昇しましたが、内訳の雇用指数は43.1でした。

ノー天気に喜んでいる状態ではないんだが、市場は相場を上げたい意欲が大きくて、良い指標には反応するが悪い指標は無視しています。

これは、日米でも度々あることなのです、この状態が進むと相場にネジレが生まれて急落が起こりますチャンスの芽が出来つつある状態ですね。

           独、仏の指数

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独、鉱工業生産指数5月だけ見ると前月より上昇したよい結果だが前年比では-19.3%の減少で8割経済の状態。

仏の貿易収支も経常収支も前月よりも悪化している。

------日々トレードしている

インサイダーの市場参加者は相場は日々上下してほしいのです

今の相場はブラフですが「相場は常に正しい」というのが市場参加者の最大公約数なんですね。

経済が疲弊しているのに、相場は過熱している状態の説明に

 

疲弊経済+中銀供給経済=現経済状態

 

この中銀供給経済がかなり大きいので相場が過熱している。

 

******売り方に回りたい衝動はあります

ここで、売ると踏まれて大けがします。

何故なら、売り方と買い方の比が圧倒的に買い方が大きいのです。

売り崩すには恐怖が必要なんですね、それを表すのがVIX指数です。

日本なら日経VI

米市場が恐怖に震えるには、

 

相場が高値+VIX指数に異変+ドル安

 

この状態がベストです。

この全体像を見る指標が沢山あるのですが、遅行指数なのでピンポイントを見つけににくい。

一つはスキュー指数です、説明とチャートは下をクリック

stock-marketdata.com

 

相場を温度に例えると、よく見えます。

温度の最低温は-273度(絶対0度)で上限はありません。

相場では日経平均のPBRが低温側を示しています。

日経平均のPBR=1を下回ることは基本ありません、今回のコロナショックは需給で追い詰められて投げた為に1を切りました。

暴落で買いを入れるタイミングがPBR=1でしょう。

 

*****売るタイミングは

例えた温度では上限がありませんから、相場的にも同様で加熱している状態はフィーバーしているんですからねぇ。

売っても踏まれます。

買い方が熱から覚めて「えっヤバイ」と気が付いたときが売り崩すチャンスです。

VIX指数は日々更新されますから、使える指数です。