日銀短観はソフトデータです、ソフトがあるならハードも有る
******経済指標は
「ハードデータ」と「ソフトデータ」2つに分けられます。
ハードデータは、小売売上高や雇用者数、自動車販売台数など、実績を集計して発表されるものになります。もう一方のソフトデータは、消費者や企業担当者などの聞き取り調査などを基に集計して発表されるものです
説明はその通りですが、実態を反映していません。
日銀短観のソフトデータは日銀が積み上げてきた聞き取りと企業が前向きに集計したデータに基づいた結果なので、信頼性が大きいです。
現在の日本の経済の実態を如実に表しています。
一方、日本ほど忠実ではない諸外国のソフトデータは注意が必要です。
ポジショントークの一部と化しているものもあり、とらえ方次第では+にでもマイナスにでも化けます。
***********何処を見ればよいか
ドレンドが第一に見るべき所で、次はトレンドの変化です。
今、現在を表してはいますが凡そ人間臭いデータですので
瞬間値は偏りがちなのですね、
それ故、変化を確実に判断するには数ケ月のデータが必要になります。
今回のデータは最低値とは予想できますが、データが反転して経済が大底を打ったと判断するには数ケ月が必要でしょう。