ダウチャートです(日足)
2月24日からの暴落が止まった3月23日のダウ株価に根拠はありません。
FRBが暴落を止めようとし、それに反応して止まった株価が28591ドルだった。
其処から、この資金供給を使って上昇した価格が22580ドルだった、この株価にも根拠はありません。
買いの資金はFRBが供給したから(買えということです)
******さて、暴落した理由を押しつけるなら
FOMCが終わり、ほぼ全て出し切って(FRBの金融政策)目新しい物は無かった。
ということでしょう、昨日の続きが今日とは限らない。
その証拠は25日移動平均線の所で暴落が止まったのです、200日移動平均線から売り始めて、25日移動平均線で止まるなんて人為的過ぎるとは思いませんか。
次、やるなら75移動平均線まで売る。
と言っても、それほど売り崩す材料はありません。
根拠は出来高です、暴落の切っ掛けの日は市場は動揺して我先に売るので出来高も急拡大します。
出来高を見る限り市場は動揺してません、上昇しすぎたと思っているはずです、調整やむなし。
------市場はまだ織り込んでない材料が
世界には潜んでいます、米中戦争リスク、コロナ第二波、ワクチン開発の遅れ、大型倒産、為替の円高、新興国のデフォルト
コロナショックが簡単に収束するシナリオに期待するのは危険でしょう。
日米の株式相場の戻り相場は終了しました、次の展開を相場は模索します。
とりあえず、見えているリスクは円高です。
ドル円のチャート
ファンダメンタルズ的根拠は日米中央銀行の金融緩和政策の実行度です、日銀は緩和続けてますが緩和効果がありません。
それに引き換えFRBはこれからも緩和続ける事をコメントしてます2022年まで。
チャートも長期の円高トレンドの中にいます、管理人の予測していた100円/ドルは現れると見てます。
ドル円週足チャートです
長期で上値が切り下がっているのが確認できます。
コロナの被害が少ない日本は経済の回復が早くなれば円高方向は間違いないでしょう、
OECDが7日に発表した経済見通しは
第1波でコロナ禍が収束すると仮定した場合で
2020年の世界経済成長率が▲6%に陥るとの予想
世界銀行が示した予想は▲4.1%
第2波が発生した場合は
2020年の世界経済成長率が▲7.6%と予想されている
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中国とインドの経済成長率見通しは、
第1波で収束する場合、
▲2.6%と▲3.7%
第2波が発生する場合
▲3.7%と▲7.3%
第2波が発生した場合を厳しい予想を出してる
リスクは潜んでいるだけです、表に現れる時はどんな形になるかも解りません。
米中の和解となるかもしれないのです、戻り相場は終わりましたが次の相場の軸は決まっていません。
初動でリスクを取るには危険でしょう。
日経平均は値幅3000円の20000円~23000円のレンジ相場が続くでしょう。
しかし、反転して高値をトライする相場は二番底を確認しないとありません。
市場解説では、二番底は無いこのまま上昇するなど社畜のアナリストが居ますが、過去大きく暴落した相場で二番底が無いなどという相場は皆無です。
逆にそんな話が出たなら、二番底はあるんだと思いましょう。
リーマンショックも二番底は遠かった、経済の回復が遅れたのでその分二番底を見たのも数年先だった。
コロナショックもV字回復などという強気の見通しは、あまりにポジショントークでした。
疲弊したファンドなどのポジショントークを信用してはいけません。
日本株の二番底は年末以降、東京オリンピック中止発表から日本株は下落が始まり来春の二番底が一番近いシナリオです。
遠いシナリオではFRBの予測が正解して、2022年に二番底を付けるシナリオです、経済の回復が遅れて失業率の回復が遅れるというシナリオですね。
日本政府はなんとしても東京オリンピックを開催すべく相場を操ろうと日銀を動かしてETF買いを画策しますね。
そして中国頼りの経済を捨てていません、米大統領選挙の結果待ちとしている節はあります。
日本経済に必死にお金を供給している日本政府は次の時代のビジョンが無いからなのですね。
無策の日銀と日本政府の消費税増税の失敗はこれから顕著になります、今月で経済対策は終わるからですね。
日本国民は増税分は節約を始めるのですから。
週末ですし、今日突入する理由がありません。
見てるだけね。
外資系証券の手口の発表が遅れてますので掲載はありません。