トランプ大統領はついに

経済活動再開に踏み切りました、見切り発車に見えます。

成功するかは、数ケ月先に判明するでしょう。

-------とりあえず相場は上昇しました。

youtu.be集団免疫にかけたのか、まさに「神頼み」OR「開き直り」

天下のゴールドマンサックスの手口を見ると

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現物の動向は不明ですが、先物は買い方に変化したようです。

 

日経平均のPBRは

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PBRの回復は遠そうだ、

*************WTI原油先物

期近の6月ギリは大幅下落、市場は6月ギリを諦めて限月の切り替えを急いだ結果が6月ギリの価格下落につながった。

市場は7月ギリも諦めたようだ、米最大の先物業者は2021年半ばまでの限月に均等に手持ちをロールオーバーし始めた、5月の初めには全てのロールオーバーを切り替える予定としている。

 

これらの決定が正しいかはコロナ次第というところなのだが

先物の決済集中にならないようにしたというところだろう。

これらの結果、アラブ産原油や北海ブレントのスポット価格の急落につながった。

スポットの実売価格は北海ブレントが20ドル未満、ベネズエラ原油は10ドル近辺、ウラル産原油が18ドル、サウジのアラビアンライトは16ドルで決済されている。

瞬間に流れたニュースではアラビアンライト系原油でスポット価格8ドル/バレルの取引があったとされている。

今年の初めで60ドル台の高い価格設定だったのだから

驚きの価格だ、OPEC+の減産合意スタートは5月からなのだが

減産早期実施になった。

掘削井戸も早急に止めたいところだろうがスイッチをOFFにすれば済むという問題ではない。

 

********下落している原油は軽質油で

WTI、アラビアンライトなどがそれにあたる。

夏を迎える時期となり、今までの生産物は冬用なので油種を切り替えるのですね。

冬用のガソリンは在庫を払う必要があります、まさか夏用を同じタンクに入れるわけにはいきません。

ガソリンには寿命があり添加物が夏冬と別れるためです、揮発性が高いので灯油や軽油重油とはタンクが異なります。

その為に、春以降は期近先物の価格不安定となりやすいのです

5月ギリの先物価格がマイナスとなりましたが、その後の限月が遠くなりましたので、中国がドジらない限り再びマイナスにはならんでしょう。

--------北半球に春が来ると

WTIなどの軽質油が過去は高くなったのです、それで先物

バックワーデーションコンタンゴの反対)になったのですが

今年は自動車や飛行機といった軽質油関連の油種の需要減が響いてコンタンゴが続くわけですね。

*********原油相場を破壊した

サウジの行動は一つの成果をもたらしたようだ、

纏まりが無かったOPEC+でも早期減産開始で始まったのだ、ロシアからの報道はまだ無いが季節が進めば減産できるようになるだろう。

結果的にはサウジの増産発表は時期的にはベストだった、この発表が無かったとしても、原油価格暴落は避けられなかっただろう。

減産に一致団結したことは今後のOPEC+にある種の警戒感をもたらしたようだ。

 

今回のサウジ増産発表から原油価格崩壊をうけてイラン、イラクの緊張が緩和されている、コロナの影響も多分にあるだろうが結果アメリカ軍のイラク駐留の必要性が少なくなるだろう。

先々どうなるのかはわからないが、現在のアメリカ軍駐留は

イラク政府の派兵要請からなのは事実です、

現在のイラクでは新首相の選任と組閣がもたついていて、今日現在でも組閣は出来ていない。

今年に入り新首相は3人目だが、前任2人は組閣断念で辞任している。

現在は9日に任命されたカーズィミー首相です。

組閣出来て、アメリカ軍の派兵打ち切りとなれば2020年末あたりで引き揚げ完了となるでしょう。

しかし、組閣できるのか全くわかりません。

 

******北朝鮮

金正日(キムジョンイル)総書記の死亡は死後2日で北朝鮮メディアから発表があった。

今回の死亡説や健康不安説は建国の父、金日成(キムイルソン)、金正日(キムジョンイル)生誕記念日4月15日の太陽節祝賀行事に姿を見せなかったことによる。

祖父の金日成主席と父の金正日(キムジョンイル)総書記の遺体が安置されている錦繍山太陽宮殿に参拝をしないというのは

特別のことでもない限りありえないことですから、死亡説はともかく健康不安説は意味があります。

現職復帰が可能か、体制崩壊か、国家破綻になるか国際政治には重大な影響があります。

事が、重大すぎて南北統一とか韓国が中国に取り込まれるとか

いろいろありますが、見通しを報道しているメディアはありません。

 

--------今年の世界経済、政治は激変もあります

まず、メディアが挙って報道し始めたコロナ後の世界は、元の世界にあらず。

北朝鮮、中国、中東、ロシアと順番に政変が起こるでしょう。

中東以外は国家存亡の危機の可能性があります。

地政学的リスクで相場が暴落?  あればうれしい。

ロシアは過去のソ連が崩壊したのは原油価格暴落後5年たってからです。

中国は習近平体制の終焉を迎えるか、コロナの責任を習近平に負わせてから習近平の辞任となるのか、世界は中国の責任の追及をするだろうし。

世界政治が変わるのは戦後初めての事で、頭に入れておく必用は十分にあります。