IMF国際通貨基金

過去最難関の問題が襲っています、最貧国や新興国の通貨下落ですね。

原因はコロナウイルスです、ドルを手当てしようと自国通貨を売っているからだね。

---------2016年夏のアジア通貨危機

タイバーツのチャートです

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今回のコロナショックはアジア通貨危機ほどではないのですが

IMFにとっては対象国が全世界に拡大しているのでどの国の通貨を救済するのかトリアージしなくてはなりません。

--------トリアージの説明

「同時に多数の患者が出た時に、手当ての緊急度に従って優先順をつけること。」

 

---------因みに韓国はIMFへ救済を求めたようですが

色よい返事が無かったとか、韓国ウォンのチャートです

 

タイバーツと同じ時間軸のチャートです、ウォンは危機です。

アジア通貨危機を超えた。

必死に介入しているようですが、トランプ大統領と折り合いが悪い(救済は無いと外資が判断しているようです)外資は韓国から撤退しているようで、韓国内の資産売却するとドルに換えるためウォンを売ります。この流れが止まらないと無理。

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***********IMFトリアージから外された韓国ウォン

G20に入っている韓国はIMFの眼中にないのでしょう、発展途上国、最貧国を救済するためですね。

 

G20は先進G7にアルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、中国、インド、インドネシア、韓国、メキシコ、ロシア、サウジアラビア南アフリカ、トルコ、欧州連合欧州中央銀行を加えた

 

コロナウイルスに自国だけでは対応出来ない国が対象と見ました。

IMFの救済が無い中で、自国通貨を守るには経済が危機を迎えては手段がありません。

コロナショック収束が遅れれば、デフォルトの危機が来ます。

---------最貧国に対してIMF

[ワシントン 13日 ロイター] - 国際通貨基金IMF)は13日、新型コロナウイルスの世界的流行を受け、最貧国など25カ国を対象に債務返済を猶予すると発表した

 

---------株式市場の今後が見えないときに

頼りになるのは為替だけです、基軸通貨のドルに対してのレートを見るだけです。

 

基軸通貨とは

米ドルは基軸通貨とも呼ばれ、世界中の輸出入取引で利用されている。基軸通貨はどの通貨でも直(ストレート)に交換できます、因みに日本円が直に交換できるのはドルと人民元だけです。

その他の通貨に対しては一旦ドルに換えてから、再度目的の通貨に交換します(クロス)といいます。

手数料が二度かかります。

 

世界で信頼されている通貨は、ドル、スイスフラン、日本円、ユーロ、イギリスポンドです(ほぼ順番通り)

 

--------日本円で株価を見ると

いつもの通り、円高は株下落で円安が株価上昇てす。

 

スイスフランも同様、ポンドも似た通ったか。

ユーロは中国経済に頼ってますから、ドルユーロより人民元の動きに注意です。

その人民元ですが、中国人民銀行が介入しすぎて全く分からん通貨です。

「あやかし通貨でしょうねぇ」ということで人民元とユーロはほっておくことにしました

(気にはしてます本日は7.05元/ドル位)

 

ドル円のチャートです

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赤線の抵抗線を切りましたので円高が進みます、まだ株価に影響を与えるほどに変化してませんが、これからでしょうね。

 

どれ位円高が進むかは次のチャートで

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目指すは、赤で示した99円でしょうが、チャートの右肩下がりの角度が小さいのが気になります。

チャートの右を追っかけていくと99円になるのに10ケ月かかるようです。

ちと、長すぎて日柄的には当たらないね。

途中でなんかのリスクがあるってことだね。

 

本日の日本株市場は日銀の介入のため元の木阿弥です、昨日がやりすぎたね。