日本株は不景気の株高となっています、大規模な経済対策が株高を演じているのです。
日本政府が決定する経済対策は、まだ執行されていないのです
現在実行されているのは日銀のETF買いだけです。
---------日本政府が決定した経済対策の内容は
国内、外資の機関投資家に精査されます、様々な評価が出るでしょうが、結果は株価にだけでるのです。
経済が減速しているのに対応可能かどうか、減速する期間は。
その間の適正株価はどれくらいか。
しかし、現在の株価に対する評価は前の決算のEPSを使用した
減価されていない値に対しての株価です。
損失を出した投資家にはまことに好都合で、経済対策期待と合わせて戻りを試しています。
次には、市場に資金が注入されてその資金が株式市場にも回ります。
不景気の株価はしばらく続くと予想しますが、昨日の若林栄四氏の為替予想気になります。
ドルのファンダメンタルズからドル円を推察すると、
まずはドル円の急激な動きは
ドル円の急激な動きは債券の暴落と株価の暴落のためです。
FRBの利下げを織り込む動きで日米の金利差が無くなることから急激な円高(ドル安が正解)になりました、その後は債券暴落での資金需要からドルのみが世界的に必要とされドル高(円安は恩恵)の流れとなり、そして債券のボラティリティも落ち着いてドル需要も減り元の鞘付近にいます。
--------ここからもう一度ドル円は動きます。
長期のドル円のチャートです。
赤線が円安から円高に移行するときの抵抗線になりました、このチャートでは2回ブロックされて3回目は突破したけど戻りに押されて4回目が最終突破です。
次に、円高から円安方向へは4回目の突破の後は、逆に円安方向の抵抗帯に変わりました。
抵抗帯に阻まれて、円高方向が確定するとチャートの一番下に引いてある限界線まで到達した75.69円の大円高が出現したのです。
75.69円からドル円は何処に行くのか市場は様子見をしてモミモミを半年かけました。
その後、円高は終わりと瀬踏みすると円安方向へ動きますが、もう一度円高終了かどうか75.69円方向へ底を叩きに行きます
Wボトム、トリプルボトムを確認して大円高の終わりを確認して円安方向へ動き始めます。
赤線が円安方向の抵抗帯になり、赤線から乖離するまでモミモミを繰り返して125.86円をやったのが2016年6月5日です。
一番上の斜線ですね、この125.86円でモミモミした後にこれ以上は円安に振れないと見ると、市場は円高方向へ舵を切ります
当然102円の赤線の抵抗帯を簡単には突破しません、モミモミの様子見をして市場は真ん中の斜線を意識します、この斜線の過去は円高から円安方向の抵抗線でしたが、突破されると逆の円安から円高方向の抵抗線になるのです。
これで、上下の斜線の抵抗線が完成しました。
よほどのことがない限り、この斜線の中をドル円は動きます。
上下の斜線は同じ角度ですからペナント型ではない、平行型ですかなり強い抵抗線となるはずです。
そして、右肩下がりですから円高トレンドを形成しながら値幅25円ほどを意識して、長期の円高トレンドとなります。
そして、下値限界線に振れたところで1971年から続いた大円高の360円/ドルからの大きな流れがトリプルボトムを形成して
終了するのです。
トリプルボトム(逆三尊)の値が65円/ドルと若林栄四氏は予想している。
2023年9-10月だ。
65円が出現すると日本株には大打撃です、日経平均の12000円が見えますからね。
**********まずは102円の所にある抵抗帯を突破できるか
突破されたら現在建ててあるポジションは全て閉じましょう。
突破されずにいれば、日本株は戻り高値を試している最中ということですから、保有していればよいです。
ドル円の動きは日本のファンダメンタルズと米のファンダメンタルズの綱引きのようなものです。
日米ともに長期金利はゼロとなり差はなくなりました、この先金利差によるドル円予想は無駄になったので、次の根拠を探さなければなりません。
今現在はドル需要でドル円が動いていますが、ドルの需要が減り国際的にボラティリティが低下するとコロナウイルスの影響が少なかった日本が先進20ケ国で一番強国となります。
円が買われるというよりドルが売られるほうが正しいと思います。
*********2019年の世界同時株高は
バブル天井を付けて完全に終了しました、バブルの後始末が1年やそこらで終了するとはとても思えません。
しかし、中央銀行は過去最大の資金供給で対応しようとしています。
まぁ、中央銀行のミスリードが原因ですから責任を持って対処するでしょう。
そして、再びバブルとなります。