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テクニカル分析です(DMI)

説明

DMI(Directional Movement Index 、方向性指数)は指標が一方に傾くトレンド相場に使用するのに適してます。

DMIは通常、以下3本のラインを使って売買の判断をします。

+DI 上昇トレンドである可能性を判断します(緑)
-DI 下降トレンドである可能性を判断します(赤)
ADX トレンドの強弱を判断します(青)

使い方

+DIと-DIの2本の線がクロスした地点で売買シグナルが発生すると考えられます。

+DIが-DIを下から上に上抜いたら買いシグナル
+DIが-DIを上から下に下抜いたら売りシグナル

※+DIと-DIの幅が大きいほどトレンドが強いことを示しています。
つまり、+DIが最高値にあり-DIが最低値にある時は、非常に強い上昇トレンドであると判断できます。

更に、ADXが上昇していれば買いシグナル(上昇トレンド)、売りシグナル(下落トレンド)の信頼度がより高くなります。

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チャートに縦線が引いてある所に2つのシグナルが出てます

特に右側の縦線は+D(緑)が-DI(赤)を上から下に抜いた「売りシグナル」が出た後からADX(青)が傾いたので下落トレンドが発生したと見ます。

ADX(青)の傾き方向にコダワル必要はありません、

傾く=トレンドの発生と見るべきです。

高値、安値のピークは+DIと-DIの幅の大きさがMAXとなった時です。

-------チャートの最安値

でピークを付け「+DIと-DIの幅がMAX」た後にADX(青)の傾きが変化したので、トレンドが変わった(上昇し始めた)と見れます。

 

この後の展開は、上昇のピークを見た後に再度下落し二番底を見る展開を予想します。

チャートでは+DI(緑)が-DI(赤)を下から上に抜き、タイムラグくらいの時間経過で逆の流れ(+DIが-DIを上から下に抜く)になると、再度の下落トレンドが発生します。

二番底が一番底より下に表れると下げトレンドが長く続き、上に表れると下げトレンドが短くなり二番底はそうそうに確定して、全体として大底を達成したかのような上昇トレンドになります。

 

***********テクニカル分析

DMIは大きなトレンドでは「力強い指標」です、逆にピーク感の無いトレンドの時にはほとんど役に立ちません。

チャートの左側の縦線の時には+DIと-DIがクロスしても

役経つ指標となりません、特にADX(青)が傾かないときは

全く無力な指標です。

***************************テクニカル分析には

トレンドやピークに合わせて得手不得手の指標があります、どれを使うかは投資家の力量ですから毎日見続けることですね。

 

このDMIはカブドットコム証券のウルトラチャートを使っています。

口座開設して使わさせて頂いておりますが、口座はカラの状態で誠に心苦しいのですが、チャートは最高です。

幾つかの証券会社のチャートを使っています、代表的には

カブドットコム証券、楽天証券のチャートと新ケンミレ式次世代投資のチャートを使っています。

甲乙付けがたいですね。