日銀の資金量に太刀打ちできません

日経電子版の記事から

日経平均、意外な反発 日銀買いにおびえる空売り
証券部 松本裕子

2020/3/23 11:30
日本経済新聞 電子版

まさか上昇して始まるとは――。23日の東京株式市場で日経平均株価が反発して始まったのを、多くの市場関係者が驚きを持って受け止めた。早朝の米市場の時間外取引で日米株の先物が急落し、東京五輪延期の確率も高まっていただけに、「日経平均1万6000円割れ」に身構えていた投資家も多かった。にもかかわらず東京時間の取引が始まると、日経平均が反発した背景には、日銀の上場投資信託ETF)買いの存在がある。

**************先週末の米市場では

日中取引停止が発動されて大きく値をさげている、週明けの

日本市場でも、寄り前の先物市場の気配値も下げていて日経ブル2倍を仕込むのに絶好の機会でしたが、日銀の買い出動でまさかのプラスで寄り付きました。

米でこんなことをFRBが始めたなら裁判物でしょう、日本で日銀相手に裁判しても負けるのは目に見えてる。

--------日銀は出口(ETF買いで市場に介入)

も考えずに介入を続けているとしか思えない。

タコ足理論は死を意味している(タコが自分の足を食べて生き続けることは出来ない)が、これからどうするのだろうか。

米は企業の自社株買いで体力を落としたが故に暴落の憂き目にあっている。

市場に何らかの介入をすると、後々歪の修正時が必ずやってくるという事を投資家は忘れてはならない。

目先投資という強欲経済はどうゆう社会を作り、破壊されていくのだろうか。

--------MMT(モダン マネタリー セオリー)のような

ブードー経済学が流行っている昨今、コロナが発端といえ

米のバブルが破壊された事実は投資家が次のバブルの種をまいているFRBや日銀の手の内をしっかりと記憶しておく必要があります。

「相場の神の啓示」などと言えば新興宗教の教祖呼ばわりされかねないが、何時の世も破局の手前でブードー理論が出てくる事実は、強ち閻魔様の差し金みたいなものでしょう。

---------半分冗談で半分本気です

少し前に書いた、為替の円高の時に書店に並んだのは

「為替は円高」「1ドル50円」「日本は終わる超円高に」

こんなタイトルの本ばかりでした。

「これからはカラ売りだ」とか、「売りで儲かる株式市場」とか。。

こんなタイトルの本ばかりだった、それを参考に投資したら

大損したはずです。

相場の大底、天井の近くでは一方通行の相場を同一方向に煽る動きが出るのが何時もの事なんだ。

先ほどのMMT理論が出た時には管理人は金融緩和の終焉が始まったと感じたのは本当の事です。

-------結論を先に書きますね

今、「日銀の金融緩和はピーク」ということです。

既に、緩和しても経済に与える影響は微々たるものとなった事実は否定しない。

しかし、緩和せざるをえない現実は日銀自信が作り出した事で

始めのタコ足理論へと戻ります。

この金融緩和のループは永遠に続くように思われた時に終焉が始まった。

---------次のショックに金融緩和は無い

市場への資金注入は円の暴落へ続くと見なされる恐れが出る

ジャブジャフなお金が「無価値」にならないようにする手立てが無くなればハイパーインフレとなります。

大分前だが、ジンバブエハイパーインフレをUPしました、

第二次世界大戦後のドイツのハイパーインフレもUPしました

日銀は、このまま金融緩和を続ければ行き着く先はハイパーインフレです。

--------日銀は甘えとるんです

デフレの日本にですね、デフレだから資金供給を無尽蔵にしても金利が上昇しない、それを勝手に

「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」とか、凄いことをやってるように宣わっているが、市場にお金を供給しているだけの事。

「お金に色は無い」どのような目的で資金供給をしたとしても

出しているのは「お金」で色や理論が付いてはいない。

量が増えれば価値が下がり、少なくなれば価値は上昇する

簡単なことだ、そして極端に量が増えた時には国債は無価値になり金利は上昇してハイパーインフレになる。

それが由一の事実なのだ、日銀はコントロール可能だと自信を持ってるいるようだか、失敗の付けは国民にそれも低所得者がより被る。