日本、米、英国を抜き出してみました
リーマンショック時のPBRはS&P500で1.5倍でした。
ブルームバーグのデータでは3月19日S&P500で2.57倍
19日のS&P500は2409でしたから、リーマン時のPBR(1.5)で換算するとS&P500は1406となります。
--------ダウのPBRやS&P500のPBRからしても
米株はリーマンショック後より、かなり上昇してきたことが分かります。
米株はFRBの金融緩和に踊ったようですね。
--------シラーPER
ノーベル経済学賞受賞者のロバート・シラー教授が考案した指数で、CAPEレシオとも呼ばれる。株価の割高・割安を測る指標の一種で、過去10年間の1株あたり純利益の平均値をインフレ率で調整した実質純利益でPER(株価収益率)を計算する。
CAPEレシオでは、一般に25倍を超えると株価が過熱圏にあるという見方です、25倍を超えたから株価が下落するというのではなく、25倍以上を数年経過すると危険という見方です。
リーマンショック前のシラーPERは15倍ほどでした。
--------米株は大きく下落したが
まだ、下落余地はあります。
だだし、リーマンショックは金融危機でした(米経済の根幹の住宅価格のバブルが弾けたので)今回はリーマンショックとどの様に比較すれば良いのか、
-------ダウPER時系列データ
ダウPERが15倍、普通だね。
PERは10倍から20倍の間が正常値と言われてます、
安いとは言えない、米株は期待値が大きいから通常状態なら買いで良いでしょう。しかし
コロナウイルスの行方が分からない、米株にとっては不確定要素というのは下落要因の第一位です。
この先の米株は節目でモミモミした後、再度下落するという動きを数回繰り返した後に大底を付けるという動きを予想してみました。
今の所下値は、少し前の予想のS&P500で2000-2100に変わりありません
米の財政政策スピードが今後の最大の希望です、トランプ大統領の署名をもって成立となります、トランプ大統領にとっても選挙対策にもなります早急の対策が出ると予想とます。
その間に米株の下落率が40%を超えて来ると下値と見ても良いでしょう。
コロナウイルス次第ですが、EUにおける感染拡大動向がキーとなります。
S&P500が2000まで下落すると最高値3392からの下落率は42%
となり、下値と認められる値ではあります。
この下落率をダウに当て嵌めると17149ドルとなります。
単純に当て嵌めただけですが、トランプ大統領就任当時の株価となります、因縁染みた感じはありますね。