原油戦略を読む

原油戦争を仕掛けたのはサアジアラビア、ムハンマド皇太子。

サウジアラビアが主導した減産の強化に、非加盟の主要産油国ロシアが同意せず、「OPECプラス」の協調体制は崩壊した。

此の後サウジが増産に動き原油価格は暴落し、石油市場の混乱は世界の株価急落になった。

サウジはなぜ増産したかだね、落しどころは何処なんだ、何処を責める、誰を責める。

-------北半球は冬

ロシアのパイプラインは原油の輸送を止めると凍結して詰まってしまう、春まで減産出来ない。

誰でも知っていることだ、ここでサウジの増産発表や販売価格の値引きは原油価格に猛烈なプレッシャーがかかる。

どれ位のプレッシャーか

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下値支持線を突破し、1999年7月を割り込んだ。

何処まで下げるか、此処までの下げをサウジは予想していたのか、欲しているシナリオは何だろう。

各社の記事を見たのだが納得できる内容は無かった

もう少し、日柄の経過と各所の反応が必要だね。

これまでの所は、いっぱい下げたね。

 

原油の下落で債券にプレッシャーがより加わった。

米、石油関連企業の先行きはかなり危ない。

ソビエト連邦は前回の価格暴落後5年で崩壊しロシア

に生まれ変わった。

その当時のソビエト連邦の負債はその後の原油価格暴騰で支払いができた。

チャートが全て物語っている、しかし資源バブルの崩壊は原爆級である。

資源バブルのピークからどこまで下げたかは「半値八掛け二割引」つまり

68%も下げたのです、CRB指数はね。

WTI原油価格は実際に78%の下落でした、このボラタイルな原油価格ですから、今回の石油戦争の行方はなかなか分からないでしょうね。

------資源国は

資源以外の収入の道は限りなく細い、この先石油には

未来は無い、何処かで自国の収入の道を複数にしなくてはならない。

資源国家の先行きプレッシャーは強いでしょう、テクノロジーの進歩は資源国の運命を書き換えてしまうでしょうね。

 

続きを書けるかは分かりません。

情報しだいです。