資金的に偏った投資が限界近くにいなくては起こりません、それが米株式市場全体に起こっていました。
---------ポジショントークを信じると
米経済は絶好調で米国債も地方債も社債も金利があり安全資産である、株式市場も企業収益は順調に伸びており雇用状態も最良だ。
海外からの資金流入も続いていてドルも強い。
---------絶好調ですよ、しかし信じていたら破産しそうになった。
どゆうこと??????
減税から始まった過剰流動性相場が原因です、減税で自社株買いで株高ですから、発行済み株数は減ります
1株は高くなりますが、見せかけだね。
これに気が付かなくてはいけません、自社株買いは手元の資金を使って行われるため、企業の自己資本比率が低下する。自己資本比率とは「自己資本÷総資本」で計算される企業の安全性を判断するための指標だ。この自己資本比率が下がる
これは、市場変動に弱いのです。
そもそもの資金が減税ですから米の税収は落ちています、その減税分は国債を発行して資金手当てしているのですから、溢れた国債は売られます、社債も売られ
債券市場も棄損します。
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投資集団は買い方だけではありません、売り方も存在しますし、実は売り方と呼ばれる集団はある意味天才です。
市場の傾きや、資金の流れ、企業の問題点、反社会的行為など弱点を探し続けています。
売り方は、その弱点を突いて揺さぶりますから買い方の資金が尽きた時は大負けするのですね。
今回も同様に買い方は溢れる資金の使途が間違っていたようだ。利益や金利を求めて(イールドハンティング)質の悪い投資先へ資金を傾けていった。
相場が揺れると、それらの資金を巻き戻さなくては破綻しますから、暴落するのですね。
--------市場の動揺が収まる
VIX指数が30を割り込み20台まで下落すると落ち着いたとされてます。
しかし、市場の大暴落は個人投資家は棄損していますし心理的にやられてますから直ぐには相場に戻ってきません、永久に戻らない投資家も数多く存在します。
暴落した後の相場は底を這う日々が続くのです。
短期で収まれば戻りも早いのでいすが、各国中央銀行は市場にかなりの資金を供給するのでしょう、前回のリーマンショックと合わせて、市場には膨大な資金が滞留し始めることとなります。
-------この膨大な資金は悪さをします
そもそも、金持ちに金を与える政策が金融緩和なのです。我ら貧民層にそれらの資金が回ってきていたら教えてほしいです管理人の所へは中学生の小遣い程度しか回ってきていません。
金持ちは日々の生活には困りません、多くのお金は再度投資に回ります、今回の損失を取り戻すためにも儲かりそうなところを探して資金を傾けるのです。
-------質の悪い投資先にも資金は流れ
次のショックの引き金になるのです、今回のコロナショックの続きとして、切れ目なしに次のショックへ突入の可能性もあります。
まだ、今回のショックは終焉を迎えていません。
もっと酷くなると見ている方も多いです。
米株式市場の下値は深いとね。
暴落後は急速に戻ります、それが相場の姿なのです
戻った後、我に返った投資家やベッジファンドは
資金の値洗いをするんです、あとどのくらい投資できるか、投資信託は解約したほうがよいのか、為替は、債券は、商品先物は等々と値洗いします。
売り方は資金の傾きを待っているのです、行き過ぎた資金は必ず暴落するのです。
過去、満願成就した資金はありませんでした、そうバブルは弾けるものなのです。
参考になる話です、暴落前にバブルだと言っていた