ボリンの-3σにタッチした後に、急速に戻しています
AIの判断は出現の可能性に低い-3σは買いなのです
AIに恐怖はありません、プログラミングした人間が買いとしてあれば、まだ下げるのではないか??
などの疑心暗鬼に囚われることなく、買いの指示を出します。
当然、株価は戻します。
移動平均と騰落レシオ
日足チャートのローソク足は25日線と75日線をデッドクロスして200日移動平均線でサポートされました。
この赤で表示されている200日移動平均線を日足がデッドクロスすると本格的に下げます。
NY市場の下げの様子次第で次の展開が決まるのが
日本市場の性格です、管理人は日本市場はアメリカの53番目の州と揶揄することがありますが、事実アメリカ市場の先行きが日本市場を左右するのです。
---------騰落レシオは
ほぼ底値の70の値を切りました(68.81)
過去のチャートで60を切ったことがあるのは数回だけです。
結果的に-3σの買いで利益の出る相場でした。
テクニカル分析にファンダメンタルズ分析を加えると
25日の出来高が少し足りません、セリングクライマックスを迎えると吐出して出来高が増えます。
今回、残念ながらセリングクライマックスを迎えてはいませんね。
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セリング クライマックスとは外部環境の急変や投資家が総悲観状態になった時などに起こる出来高を伴う劇的な暴落のことです。
--------------この相場は
売りが終わったわけではありません。
短期投資としては、-3σで買いを入れて相場の戻りで利益確定するデイトレードとしては良い環境です。
******************報道にあるように******************
新型コロナウイルスの世界的流行が経済悪化を示唆したことによる株価下落で間違いないです。
市場判断は各報道にあるように、様々です。
特に酷いのが、「日経平均が前日終値より1000円以上下落した後に戻したのは、市場はそれほど懸念していない」
信じてはいけません。
でも、信じて買いを入れる個人投資家も存在するのです。
--------もう一つの相場の判断方法は
VIX指数(恐怖指数)があります。
VIX指数のチャートです
24日の米市場では
日足的には上髭を残したと言います。
VIX指数がピークになるときは髭はありません
又、指数も30以上が必要です。
つまり、米市場の動揺はそれほどでもなかったということですね。
------米国内の新型コロナウイルス感染者の実態は
まだ不明です。
ほぼノー検査状態ですから、ここで買いを入れるのは
リスク管理的には無謀といことですね。
日経平均VI
直近3年の日経VIです。
これから見ると、25日くらいの恐怖はちょくちょくありますね。
ということで、セリングクライマックスを期待しましょう。
**************新型コロナウイルスは
近代におけるパンデミックスの可能性があります
時代は交通手段の多様化、高速化、大量輸送化を実現しました。
しかし、それらによるリスクに対して防御手段は貧弱です。
防御手段が発達しなかったのは、近代においてパンデミックが無かったからです。
新型コロナウイルス以上の危険なウイルスはありましたが発展途上国での流行だった為に、交通、流通が未発達でした。
今回、周知のとおり春節という特異点が加わり世界的な流行の兆しが見えています。
中国から400万人以上が海外へ渡航したという事実です。
仮に数パーセントだけの人がキャリヤとしても分母が大きすぎます。
各国の対応、特に日本政府の対応はリスク管理的には大失敗の巻きでした。