データは17日のモーサテです

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普通でしたら経済が減速したら企業の売り上げは減少します、株価も下落します。

しかし、データを見ると株価は上昇しています。

間違いなく金融緩和の恩恵です、この金融緩和には大きな欠点があります。

「資産価値」が上昇しただけの事ですから資産を持っていない人には恩恵がありません。

金融緩和はお金の価値が下がります、相対的に資産価値は上昇しますが、物価も上がるのが普通です。

しかし、日本はデフレの進行が続いていて物価は上昇していません唯一の救いです。

----------物価も上昇し始めたら

スタグフレーションとなり、日銀は金利を上げる方向に舵を切ることになります。

日本経済は深みにはまります。日本政府、日銀はこの矛盾からは抜け出せないままです。

----------投資にとっては

微温湯のような心地よい状態なのです。

「経済が変調したら中央銀行が助けてくれる」

FRBもしかりです「パウエルプット」と呼んでいます。この状態は前々のFRB議長バーナンキ氏から続いています「バーナンキプット」

 AI投資にしても「緩和」の文字列があれば「買い」ということです。

----------しかし日米ともに

金融緩和は正義ではありません、金持ちを救うだけの

欺瞞に満ちた政策です。

「政治、金融政策は金持ちの為の物」というなら

それは正義でしょう。

***************日米ともに

経済が減速しても株価が堅調ならば「政権は安泰」

それ故に、国民のお金(年金基金)を利用して株を買い支えている。

株価は堅調見え、年金基金が増えているように見えている時は問題はありません。

しかし経済実態は減速して、デフレが続いているのも

間違いないのです。

 

今の経済実態を綴ってきました「金利は経済の体温」

なのだということです。

日本は「低体温症」金融緩和によって延命している状態ということです。

その緩和政策に使われているのは国民の財産(年金)

現政権は末期状態です(さくらの会)などと自慢している時ではありません。

次に来るショック(経済、天災)に耐えうる日本を作る為に政策を発動する必要が分かっていない。

政治に正義を求めるのが間違いなのか

「鉄の女」サッチャー氏が日本にも誕生してほしいと切に望んでいます。