中国不動産ニュース

NTDジャパンのニュースです

www.ntdtv.jp--------中国国内では約9万社の不動産開発会社がある

ほとんどが中小です、地方政府と結びついて3線都市、4線都市の開発を行っています。

1線都市、2線都市の開発は中央政府が行っている

1線都市とは

上海、北京、深セン(深圳)、広州

2線都市とは

昆明、大連、厦門合肥仏山、福州、ハルビン、済南、温州、長春、石家庄、常州泉州、南寧など30都市

3線都市とは

珠海、鎮江、海口、揚州、臨沂、洛陽、唐山など70都市

4線都市とは

舟山、泰安、孝感、オルドス、開封、南平、チチハルなど90都市

----------9万社の不動産開発企業の破綻処理

そもそも、中国での不動産開発は日本とは大違いで

マンションを一つ二つ作るのではなく、広大な土地を利用して都市を丸ごと作ってしまうわけです。

当然、土地の利用や規制に関する業務が必要になりますが、中国共産党の地方組織+地方政府とのジョイントで開発を行っています。

出来上がったのが「鬼城」、開発途中にしろ建築済みにしろほぼ完売状態だったのが、最近では建築中止が相次いでいるようだ。

実態は資金不足で開発途中で工事中止状態。

--------日本語訳はありませんが見ていると判る

www.youtube.com何も無かった場所が開発されて都市が出来上がっていく様です、しかし住む人がいない。

中国の貧しい地方村の住民を強制的に移住させて都市としての体裁を作った。

しかし、稼ぐ手段を用意して無いため冬の暖房費や食糧費が払えず、地方政府が丸抱えで住民を養っているようだ。

移住前の村では、農業で自給自足で生活をしてきたのだか、都市に強制移住された為に生活手段が無い。

中国地方政府は次の都市開発をしなければお金が回らないと考えだした政策が住民丸抱え作戦のようだ。

これなら、次の開発に着手できるわけだったが。。

2013年にNHKスペシャルで放送された「中国激動 空前の農民大移動」です。

記憶を頼りにネットで探しました、動画はありませんが解説を見てください。

www6.nhk.or.jp

---------中国経済の減速からこの作戦に綻びが出始めた

そして、地方開発の不動産開発会社の破綻の始まりですね。

そして表題の中央政府

「不動産市場依存経済からの脱却検討」となるのでした

---------鄧小平から始まった改革開放は

ビジネスモデルの陳腐化と共に行き詰まりを見せて

習近平は不動産開発世界戦略を企て「一対一路」で

発展途上国を中国資本の傘下に置くことを企てたが

これもまた、軋轢にあい方向転換の憂き目にあっています。

しかし、まだまだ中国共産党は破綻しないでしょう

「絞れるだけ絞れ作戦」

「草を食わしておけばよい作戦」

などの共産党員以外の国民への圧力が残っているからです、とにかく人口が多い。

搾取大作戦実行中なのです、