ジャブシャブのお金

市場に有り余った「ジャブシャブのお金」はどうなるのか。

経済的には循環させなければなりません、循環することで人々の暮らしの隅々までお金が行き渡ることになるのですから。

------------------経済とは-----------------

經世濟民(けいせいさいみん、経世済民)は、中国古典に登場する語で、文字通りには、をさめ、たみすくふ」の意。「経国済民」(けいこくさいみん)もほぼ同義である。

 

しかしネックとなるのが「強欲経済」です。

国民の民度が大事。

------------------------民度-------------------------

民度(みんど、中:民度)とは特定の地域に住む人々の平均的な知的水準、教育水準、文化水準、行動様式などの成熟度の程度を指すとされる[1]。明確な定義はなく、曖昧につかわれている言葉である

 

しかし、ジャブシャブのお金が投機、投資に回ると

例えば、「地上げ、マンション」などではその地域の

地価が上昇して、借家の賃料が上昇し住民の負担が増し。ついには引っ越しを余儀なくされるか、ホームレスの危機です。

強欲経済では「ジャブシャブのお金」で稼ぐ事に対して罪悪感が無いことが最大の欠点です。

むしろドリームを達成したことへの賞賛が勝っているようです。

例えば、環境問題への対応とか教育、育児、医療などに特化してそれらのお金を使っていただきたい。

------------------理想を述べて見ました------------------

普通は手っ取り早く稼ごうと、株式投資、FX取引などに勤しむのが普通なんでしょうね。

 

となるとバブルが発生します、ちと短絡的ではありますが「強欲」なわけですから、当たり前と考えてください。

しかし、そこには「魑魅魍魎」が住み着いているのです零細にして貧民一般投資家が利益を出せる可能性なんてありませんがね。

思い出してください、証券会社の顧客となった一般投資家の寿命の話です。

2年以内に破綻する割合は60%、5年以内に95%の顧客が破綻して去っていく現実です。

-----------欲に駆られて、投資をして見たが

「財産全て失って去っていく」これが現実です。

再度UPしますが、

証券取引所には生産性はありません、其処に社員が務めています誰が給与を支払うのでしょうか。

証券会社でしょう、しかし日本の証券会社には生産性がありません。

取引手数料を顧客から頂くか、自己売買で稼ぐしかありません。

それらの資金を供給するのは投資家(機関投資家個人投資家)です。

図にすると

     

投資家のお金----- 証券取引所------給与                   

 

投資家がお金を供給しなければ成り立たないのです

金持ちで投資や経済の知識が浅い顧客は「トロ」と呼ばれて証券会社の食い物にされて身ぐるみ剥がされて去っていきます「自己責任」の看板の元にね。

---------これらの現象は世界共通の事柄です

この、損失を出すという現象がジャブジャブなお金が滞る唯一の原因です。

例えば

バブル期に高額な土地を買った(借金した)、担保は買った土地である。

しばらくしたらバブルが弾けて地価は下落した。

担保価値が下がったので、追加の担保を要求された

しかし、限度いっぱいの投資だったので追加の担保が無い。

お金を貸した銀行は「担保の土地を処分」したが、購入価格の60%でしか売れなかった。

返済は先に金利から返済されていくので、残額の40%の部分が負債として残ってしまった。

----------市場に出回ったお金は

こうして消えていくのです、後に残るのは不良債権

この不良債権が整理されるまで、景気は浮上しませんし、一度懲りた人は、次の投資や高額商品の購入はしませんね。

日本のバブルが弾けて「失われた20年」と言われるのはバブルを知らない世代が次の経済の中心になるのに20年ほどの時間経過が必要だからです。

-----------このジャブジャブのお金が多ければ多いほど

質の良くない投資(投機)に向かいます、この質の良くない投資先を作るのが、デリバティブと言われる金融派生商品ですね。

証券会社はこれらのデリバティブ金融商品を作り顧客に販売します。

これらの商品を作るにあたり金融工学の知識が必要になりますが買い求める顧客の知識は浅いのです。

其処に目を付けたのが「格付け会社」です。

訳の分からない肉に「A5」ランクを付けるようなものです。

質の良くない金融商品に「AAA」とか、勝手に格付けしたものの金融工学の知識が浅く、結果リーマンショックに結び付くような始末を犯したのです。

--------何故、今現在ショックにならないの

それは、日銀とECBが資金供給を続けているからです

「上に書きこ」した事例は今現在も出来つつあります

しかし、前回のショックと異なるのが資金供給が続いているから、バブルが弾けてないのです。

-------分かり易い例は

中国の「鬼城」です、中国は広いのですねぇ

今も変わらず「鬼城」候補を作り続けているのです

止めたら、土地バブルは弾けてしまいますからね。

しかし、優良な土地は少なくなっています。

其処に目を付けたのが「〇〇共産党」の知恵者

こんなニュースがあります

jbpress.ismedia.jp違法建築と言いがかりをつけて、土地を接収してしまう。

家を壊しても電気、水道、下水、道路などのインフラは残ります。

其処を、新たに分譲(合法だと)して家を作り売却します。

〇〇共産党は新たな利権で儲かりますし、建築会社も利益が出ます。

バブルは続いて、経済も回るのですね。

----------国民はたまったもんじゃないけど

「知ったこっちゃない」

---------ここまでやるのね、中国