ECBはラガルド総裁に

ドラギ氏は任期を終えて、最後の反乱が起きたようだ

ドラギ氏はかなりの独裁的手法を取って、反対派を封じ込めていた。

当然快く思ってない反対派は最後に意見を出してきた

ドイツ・フランスの理事はドラギ氏の利下げに反対していたようだが、実際には意見を封じられてドラギマジック一色でECB理事会を通過していたようだ。

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ドラギマジックでEUの経済が立ち直ったのは事実です、当然反対意見は通りにくくなった。

しかし、ドイツはインフレには大反対なのは歴史的事実なのです。

ドイツのハイパーインフレに苦しんだ歴史です

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---------ドイツの中央銀行ブンデスバンクは---------

インフレには容赦ない対応を取っていました、ECBとは相いれない金融政策なのです、しかし第二次世界大戦の責任感から世界一強いドイツマルクを捨て、ユーロを導入したからにはブンデスバンクは我慢をしてきたのでしょう。

-------ドラキ氏が辞めた途端にユーロは-------

対円で下落が止まりました、つまり円はユーロに対して円安になったのです。

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当然、欧州時間の日経先物はそれまでショートしていた機関投資家の買い戻しで急騰しました。

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これが、此のところの日経平均の上昇の原因です。

市場では貿易戦争が軟らんだとか、ありますが

これだけ日経平均が上昇するには、かなりの資金が必要です、売り方の買い戻し以外には考えられませんし

日経先物の上昇した時間は欧州時間でしたので、決定的要因はこれですね。

今度のECB総裁はラガルド氏です、フランス人です。

ユーロ安には反対と見受けられてます、それらを見込んで機関投資家はユーロ安は止まると先読みしたのでしょう。