金価格を再考しました

ヒントを頂きました「CTA」です。

CTAとはヘッジファンドの一種で、Commodity Trading Advisorの略称になります。 日本語では、商品投資顧問商品取引アドバイザーなどと訳されます。 世界中の投資家からの資金を集め、多くのヘッジファンド同様多額の資金を運用しています。

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金価格に大量の資金が入っているようだ。

管理人も「金」への資金流入にきずいていました、出所は中銀の一部ではと高をくくっていたのですが、チャートを見ると流入の仕方が異常です。

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チャートの左橋を2000年4月に合わせました、ハイテクバブルの米ナスダックの高値2000年3月です。

金価格高値は2011年8月、債券金利が急低下時期に合致しています。

金価格の大きな流れは2011年8月で歴史的ピークを打ちます(背景は省略)

ピークがここに表れたのには理由があったはずです

ダウのチャートで見るとセリングクライマックスがありました、売り方が売りつくしたわけです。

売れたということは買われたということでもあります

その後ダウは歴史的高値に向かって上昇していきます

金価格はその後2015年12月1045.4ドルの半値まで下落していきます。

金価格などの商品先物の価格支配は、CTAなどのヘッジファンドと生産業者(採掘企業)がほとんどです。

それゆえ、経済の先行きや政治の流れが価格に表れやすいです。

---------------過去の流れはそれくらいにして-------------

直近を見ると

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15週に渡って、資金流入が確認できます。

過去の戦略(CTAの)を見ていますが、完全に力技でした。

資金を入れ始めると、無尽蔵に買って来ますね。

金価格は30%程上昇しましたが、まだ序の口なんでしょうか。

とりあえずの上値目標は前回の高値でしょう、1909.8

です、まだまだだね。

チャートからは2020年6月頃の到達予定ですが、日柄は難しいので占い程度でしょう。

占いは当たるか!!!!

 

---------金価格の上昇には背景が必要です-----------

金市場に資金を入れるに、背景として金融市場の崩壊までも視野にいれて(有っても無くても良い結果に)

戦略をくみたてている。

「世界的な過剰債務」、止めたくても止められない。

もう「誰も過剰債務状態だ」に反対の意見を述べる方は居ないでしょう。

では、次なる疑問は「どうなるの??」ということでしょう。

---------このシナリオを考えてる方を紹介----------

経済ジャーナリストの岩崎 博充氏

toyokeizai.net

最後の方にシナリオがあります、抜粋すると

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 -------------世界は日本市場を見ています------------

日本市場(債券、株式)では日銀が無尽蔵に資金を注入しています。

無尽蔵に資金を注入していくと、どうなるのか。

債券市場はYCCで、株式市場はETFで。日本が金融崩壊しないのでMMTなるブードー金融理論がもてはやされてます。

解説はカット。

-----------------MMT------------------

 「赤信号みんなで渡れば怖くない」日銀同様に無尽蔵に資金注入しても大丈夫だろう的発想です。

そもそも、こんな理論が出てくるあたり末期的症状と言っても過言ではないです。

----------金利が下落すると金価格が上昇する----------

金には金利が付きません、買っただけでは利益はでないのです。

価格上昇が必要です、それにはお金の価値に変化がでる、金融市場が不安定、地政学的リスクなどリスクが上昇している背景が必ずあります。

リスク無しで金を買うなら装飾品としてだけだね。

結論として、CTAが資金をつぎ込んできているのには彼らが金価格が上昇すると確信しているのしょう。

---------------------金価格の上昇の結論----------------------

 FRBの金融政策の行方です。

1909.8ドルを付けた金価格は、その後延々と売られました。

金の生産量は絶対的に不足しているにも関わらずにです、生産量が不足している状態の金の需要よりも、「株や債券の方が有利」ということですね。

金に流入していた資金は流出して米株、米債に流入して行ったのです。

FRBの金融政策は大成功したようだ(仮定です)

QEは成功して、金融は安定し、QEから正常な金融政策に戻り、市場に供給した資金は巻き戻し出来るだろう。。。

------------------CTAは見立てを変えました-----------------

FRBQEの巻き戻しに失敗した、金融危機もしくは金融は不安定化する。。。

安定している金、生産量は増えず需要は安定的に増加していく商品。

価格は下落し大底は十分に見た。

ここで買わずにいらりょうか。。。

 

終わり

 

今日はタヒチボラボラ島の映像をお楽しみ下さい

www.youtube.com1958年の映画「南太平洋」のサイトラのバックの映像がボラボラ島だったような。

www.youtube.com