ドルのシナリオに変化あり?

疑問符が付いているので定かではない、円安方向と予測しているアナリストがほとんどだろうし異論はほぼ見ない、新たに解説必要は無いので省略します。

 

直近円高方向に振れてますが、コメントは少なく無視されてるよね。

 

******ドルのシナリオは

「高インフレ→FRB利上げ→米ドル買い」を想定している日本の多くの投資家です

 

「高インフレ→低い実質金利→米ドル売り」という流れが出現してきました。

どの通貨へ移動するかはユーロが(ユーロク)有力です(ダジャレ)

 

        ユーロインデックス

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まだ定着してませんから当てにしてはいけません。

******現段階では、未だにFRBは金融緩和をしているのです

FRBのバランスシート増加を時系列で表にしてあるサイトから

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https://stock-marketdata.com/frb-balancesheet.html#toc7

これからも明らかなようにFRBのバランスシートは増加していますし、政策金利も未だ手付かずです。

FRBがコメントしているのは「テーパリングを早期に終わらせる」という事だけです

 

******市場の目に映っているアメリカの金融の姿は

高インフレ経済でFRBの対策は後手に回っていて、実質金利は更に低下している

これが真実の姿です、

 

実質金利とは

金利物価上昇率との関係から見たものです。

見かけの金利名目金利政策金利などが使われる)から物価変動の影響(物価上昇率)を差し引いた金利を指します。

国の実質金利を見る場合、主に政策金利から消費者物価の前年比上昇率を差し引いて算出されることが多いです。

 

数字に直すと

 

政策金利(0%)-インフレ率(7%)=実質金利(-7%)となる。

つまりドルを保有していると毎年7%減価して行くという事になります。

株価上昇が7%でトントン、株価の下落が予想されれば売られた後にドルを他の通貨と交換しますよね。

 

この現状のシナリオはFRBが何時政策金利を上げるのか、何時金融緩和を終わらせるのか、何時バランスシートを縮小するのか。

 

というFRBの決断だけの問題なんです、もっと突っ込むとFRBにテーパリング終了後のアメリカ経済が見えていないので、利上げ出来るのか疑問符が付いたということでしょうねぇぇぇぇぇぇ。

 

インフレ進行にまだ疑問を抱いていて、パウエル議長は利上げ+バランスシート縮小に自信が無いと、読まれ始めているかもしれません。

 

世界一大量に発行されているドルですが、アタックされる可能性は否定できません。

過去のイギリスポンドをアタックしたジョージソロス連合が大勝利したように、パウエル議長が見透かされるとドルアタックも有ります。

 

イギリスポンドより難しいでしょうが、パウエル議長が軟弱でドル危機となるシナリオは捨てきれません。

 

シナリオはこんなんかな!

バウエル議長はアメリカ経済の減速と金融緩和終了を天秤にかけているが、自信が無く政策実行が遅れる→→インフレが進行する→→ハイパーインフレの目が見える→→ドル下落に拍車がかかりドルアタックされる→→アタック連合は早々と終了してFRBの失態だけが取りざたされる→→パウエル議長は責任を取って辞任

 

誰しもドルとの全面アタックなど不可能ですが、局地戦なら出来ますねそれほど大量にドルをバラ撒いたのですから、そもそもがFRBの失態がこのバラ撒きから始まったのです。

 

******ドルアタックは管理人の空想です期待してはいけません

 

ジョージソロスのボンドアタックは

 

活字より動画でしょう、当時の出来事が如実に分かりますよ!

youtu.be

youtu.be

第二幕が面白いですよ。

 

2022年人類はワクチン開発でコロナに勝利するシナリオは崩壊

当初の集団免疫はワクチン接種60%で可能から始まり、80%になり、95%になり集団免疫獲得は不可能と言われるようになった。更にブレークスルー感染が始まり3回目のワクチン接種が始まった。

イスラエルでは4回目が始まったのだ、更に更に毎年2回~3回のワクチン接種が必要のコメントもある。

 

******近頃は

コロナウイルスは生き残る為に自身を弱毒化して生き残るのが自然の摂理など、根拠が曖昧なコメントが飛び交うようになった。

 

******全て憶測から始まった

何も分からない恐怖が根拠の無い安心感を生み出すのだ、過去には原発は安全だ!

などという神話が流行したが、津波の一発で崩れ去った(その後何故神話が出たのか誰も検証しようとしない)

 

原発事故より数十年前「日本の不動産は値上がり続ける」という土地神話が日本を席巻したことがある、大蔵省の総量規制一発で脆くも崩れ去った。

この土地神話には根拠が付随していた「日本は住宅用土地は少ない」という事で誰も疑わなかったのだ。

 

******根拠の無い不安や安心が欲しい為の根拠が薄い理論には

対応する術はありません、無知から発生した「刷り込みという現象」だからです。

 

日本の技術開発が飛びぬけて優れていたが国民の信頼を勝ち取る以前は、テレビやラジオに沢山ついている機能ダイヤルは「むやみに触ると壊れる」など、未だに言い張る老人も居ます。

 

刷り込みとは

刷り込みとは、動物の生活史のある時期に、特定の物事がごく短時間で覚え込まれ、それが長時間持続する学習現象の一種。刻印づけ、あるいは英語読みそのままインプリンティングとも呼ばれる

 

******大手メディアはコロナ感染後の後遺症に付いて

報道が極端に少ないです、東京都福祉保健局では後遺症リーフリットを出して注意喚起しています。

一読進めます

https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/corona_portal/soudan/longcovid_leaflet.files/leafletA4.pdf

 

これら後遺症は「明確な原因は不明」「確率した治療方法無し」というのが現状です

 

新型コロナウイルス感染症後遺症についてCOVID-19有識者会議で纏められた資料は

www.covid19-jma-medical-expert-meeting.jp

 

日本語ではこれでしょうね、海外では「身体が振動している」とか「身体の末端が震える様に感じている」など、日本では少ない後遺症に苦しんでいる方もいます。

jp.wsj.com

世界的に後遺症に付いての研究は遅れています、対処するには感染しないというより他に方法はありません。

 

上記のような根拠の薄いコメントなど信用してはいけません、被害を受けても誰も保証などしません。

 

管理人は何度目かの巣籠に突入しています、オミクロン株の感染爆発の鎮静化はここから1ケ月以上かかるのでしょうね。

 

******デルクロン又わデルタクロンのニュースは

一時ネットを騒がせましたが追加情報はありません

キプロスの研究者が、デルタとオミクロンの変種を組み合わせたコロナウイルスの株を発見したと、 ブルームバーグ・ニュースが土曜日に報じました。キプロス大学のLeondios Kostrikis教授(生物科学)は、 この菌株を “deltacron “と呼びました。

 

両方のウイルスにほぼ同時に感染したのか、ウイルス同士がキメラ合体したのか、研究室でミスして出来てしまったのか。

追加情報は有りません、新種の変異株についての情報も確認出来ていません。

 

しかし感染状況は深刻です、世界一の感染大国アメリカの状況は

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1週間の感染者数の値がMになりました(1.000.000です)500万人/週を突破しました。

 

少し前のインドの感染爆発が世界的に問題になりましたが、現在は

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前回のピークが薄れてしまうほどの感染爆発でして、日々見ていますが3日前の12日は

25万8000人/週でした、現在は110万人/週です。

これは1週間に直した値ですから、正しい値にするには12日+7日=19日の値以降を見なくてはなりません。

どれ位の感染力なのかは20日には判明します。

 

中国全土ロックダウンの恐怖

大げさなタイトルにしました、現段階ではありえないですが可能性は否定できません。

そもそもゼロコロナを打ち出した習近平政権は仕方なしにゼロコロナを選択するしか方法がなかったのがおお元です。

 

@中国製ワクチンの効果がほぼ無い

 記事は即刻削除されたが、世界に知れ渡ったのが「中国の疾病対策当局は、中国で開発された新型コロナウイルスのワクチンについて、効果が小さいとの見方を示した。中国当局が弱気なところを見せるのはまれだ。

BBCニュース日本語版でも出ている

www.bbc.com

これには後追い記事がある

モンゴル、セイシェル、チリでの感染拡大などの記事です、これらの国々では中国製ワクチンの国民への接種率が50%を超えているがブレークスルー感染が止まらない。

この時はまだ感染力の高いオミクロン株では無かったが、感染防止効果は低くかったのだ。

中国製ワクチンを受け入れた国は109ケ国、出荷されたワクチンは10億回分に相当するが、無駄だったようだ。

 

これらの結果は世界経済の回復に待ったをかけることに繋がった、しかし中国製ワクチンを選択するしか方法が無い国が多いのも事実である、mRNA型ワクチンの製造を増やすことが重要課題だが、想定した接種回数の倍以上の需要で先進国が独り占めしている限りは次のタイプ(日本製ワクチン)の出荷を待つ以外には方法は無い。

特に注射で接種が問題となるアフリカ諸国は飲むタイプのワクチンが絶対的に必要なんだ。注射器の回し打ちは避けなければならないのだから。

 

@という結果で習近平政権はコロナ封じ込めのゼロコロナ作戦を実行している

 この作戦は弊害が多い、先に凡そをUPしたが詳しくは各報道機関が独自の取材をし  

 ている。

 

jp.wsj.com

これらを懸念したのかオミクロン株はただの風邪だとか、次の変異ではインフルエンザ

同等などのコメントが目立つが、リスク管理からしたらダメでしょう。

 

コロナウイルスの出現で世界はサプライチェーンの見直しに主眼を置いたのだが、手遅れだったようだ中国での世界の末端工場の位置は大きく、それら(街工場)以下の零細工場がサプライチェーンの中に組み込まれていた事実は報道から漏れていた。

 

自動化されている工場は器械を移設すれば稼働するが、乙女メーションの様に自動化してない工場は中国人を移すわけにはいかない。

再構築の時間的余裕は無く現在に至っている、さらに原材料が中国に集まる仕組みを変えるにも時間的余裕は無かった。

 

サプライチェーンが中国奥深くにまで入り組んでいた事実を先進国は今憂いている所なんだ。

 

******デジタルの時代にアナログな所が残った

それが全体の0.01%で有っても完成品とはならない、最後の1セント問題で何万ドルが完成しないという状況なのだ。

 

それでも、超大手完成品メーカーは対策が可能だが中国は世界のパーツ供給基地でもあるんだ品数の多さと低単価で競ってきたからだが、供給を受けていた所は代替不可能な状態となる。

誰も1セントのパーツなど作らないから、待つ以外には方法が無い。

1セントのパーツ1000個欲しいと発注を出しても相手にしては貰えるはずもない。

 

それが元で完成品とならないジレンマは諦めるしかないのだろう。

 

コロナウイルスで中国のサプライチェーン事情が分かって来たある程度の予測はあったが実情はとても先進国で工場を立ち上げて対応するなど出来ない相談だという結論なんだ。

やはり、時間をかけてインドが次の中国となるしかないようだ。

それまでの間(数年はかかる)ボトルネックは解消されないだろう、当然インフレも終息しないことになる。

 

ウルトラC(古)技が出現すれば世界は変わる。

コロナウイルスが突然消滅とか、核融合技術が完成してエネルギー問題解消とか、脱炭素が見えて来るとか、二酸化炭素凝縮・分離技術が完成して温暖化防止が可能になるとか希望だけはある。

 

でも未来の希望的技術なんだ、今はね。

 

 

 

ミシガン大学期待インフレ率+消費者信頼感指数

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見ての通りの結果で、消費者信頼感指数の悪化は個人消費に影を落とす結果となる。

 

******オミクロン株で

北京は既に感染状態となっているはずなんだ、この先どう対応するのだろう

説明動画で確認でしょう

youtu.be

 

果たして、次の展開は興味津々なんだが北京の情報はまったく無い。

既に、早い選手達は北京入りしていると思うがそれすら報道が無い2月4日から開催ということなんだから後15日だというのに?

 

ANNが北京の隣の天津の状況を伝えている

youtu.be

 

******中国の輸出港の状態がなかなか伝わって来ない

ジェトロ(日本貿易振興機構)の調査です、少し古いのですが正確なので

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ジェトロのURLは

https://www.jetro.go.jp/ext_images/world/covid-19/info/logistics1118r.pdf

 

ジェトロの情報ではコロナの影響が見えない、これも少し古いのだが動画を見て下さい

youtu.be

世界最大の国際貿易港である上海港が改良されてスマート化されたのが2年ほど前だったが、当時のスマート化はコロナウイルス発生前だったので対策は全くない。

今、オミクロンは3日~5日で治るとか言われてますが、実際には節々の痛みは数週間続き、頭の重さも同様だということは伝わってこないのだ。

 

深圳港、上海港、寧波港は2021年5月当たりから1ケ月ほど閉鎖しました、この影響は現在も続いているし、稼働率は最低水準です。

 

この先、改善が見られるかは全く見通しが立たない状態なのは間違いないが、取りあえず北京オリンピックが終わると少しは先行きが見えて来るのではないのか。

希望でしかないのだが。

 

中国以外でもアメリカLA港でのコンテナ船の滞留し2022年になっても解消されていない2021年12月のLA港のコンテナ船の滞留状況は100隻以上であった、現地の報道では改善には程遠いという事のようだ。

 

インフレは物流のボトルネックの解消も必要だと言われているが、これらからして物流の混乱は続く。

 

相場解説者は悪化している物流に対して目を背けている、解説すれば売られてしまうからなのだ、良い事だけを抜き出して2022年の株価予想を述べている正にポジショントークの連発である。

 

持続的な物価上昇

魅力的な日本語ですよね、大きく上昇すればインフレと嫌われるが程々ならば経済が成長していると喜ばれます。

 

長らく待望論で待ち焦がれていた日本のデフレ脱却の夢物語ですが、世界的インフレの影響で日本ではデフレ脱却となるのかの論争にこのブログも参加しましょう。

 

近眼老眼白眼鏡的発想が得意な管理人のシナリオも多少は参考になるかもしれませんぞ

 

******その前に少しおさらいを

持続可能な物価上昇に絶対必要な物は、ただ一つだけです「賃上げ」です。

これなくして物価上昇したら「貧困」になります、日本に貧困が根付いてしまった原因は日銀の金融緩和でしょう。

日本に資金需要が無い所へ、資金をバラ撒けば海外へ流れます当然円安になり資源の無い日本では輸入物価の上昇に繋がりやすく、回避する為に利益を削っていくことになり

曳いては賃金が下落して行くという結果となります。

一部の会社(輸出企業)は潤いますが、それは日本人の割合からしてマイノリティに属します。

多くの日本人は円高で恩恵にあずかれることに繋がるのです、それを無視して政府+日銀は円安方向へ数十年という長きに渡って政策をづけた結果が現在の日本の姿でしょう。

その他、国民から金利を召し上げた大罪も有ります、金利をゼロにしても資金需要が無いのですから必要のない政策だった、金利が付くとお金を借りている政府の利払いが嵩むのでゼロにしただけ。

手前味噌的な政策だった。

 

見た目日本株式市場の日経平均は上昇しましたが、日本ではごく一部しか投資家が存在していません、選挙で候補者が「私は株式投資など投資という物をやりません」

などと、堂々と宣う当たり日本では投資は認知されていない分野などです。

 

ハッキリと言えば「投資」=「博打」という概念が刷り込まれているのでしょう、

その原因が教育にあると位置づけている管理人です、過去アメリカの経済の教科書と日本の経済の教科書の差をUPしていますから知っている方は多いはずです。

 

今さら急に代われやしません、英語教育がその通りで管理人は10年「デイイズアペン」を学びましたが未だに英語は話せません。

10年間の英語教育はなんだったのでしょう「文部省の策略」ですよね。

 

******脱線しました

脱線ついでに、アメリカのインフレが一時的だとのFRBのミスリードは何を勘違いしたのか。

実は日銀の勘違いも同様な原因だというところです。

アメリカのインフレの原因は勿論お金がジャブジャブな事が最大要因であるのですが

それだけではないのです、時間当たりの賃金上昇率があってこそインフレが加速したのです。

 

米国時間当たり賃金前年比

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コロナショックで一部データの正確でない所は無視して、破線は予測値です。

 

この時間当たりの賃金上昇の原因はコロナで人々が仕事に戻らなかった(人手不足)のが原因で助長したのがアメリカの緊急対策プログラムでした。

 

2022年1月7日は4.7%(予測は4.9%)アメリカ労働統計局でした、来月の予想は4.8%ですからアメリカのインフレは収まりませんね。

 

別の資料があります、独立行政法人労働政策研究・研修機構」が出している資料では

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https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/shuyo/0302.html

これを見るとコロナで労働者が減ると賃金が上昇する関係が顕わになります。

結論はアメリカではコロナの終息がインフレ終息にとって必要だということです。

 

コロナ終息が見えない現在、インフレを一時的とコメントしていたFRB+イエレン氏の嘘がバレバレです(ポジショントークだった)

失敗を隠したと言われても仕方ないでしょうね、日銀もFRB多くのミスを連発しています、一部のお金持ちから信頼されているだけです。

 

******歴史的に参考になるのが

スペイン風邪ですが、終息過程の資料はありません当時のヨーロッパは戦争中であり軍隊がスペイン風邪を隠していたからです、当時スペインだけが参戦しておらずに新しい風邪が蔓延していると発表した為にスベイン風邪となっただけの事で収束までには凡そ4年費やしていたと記憶しています。

 

これをコロナに当てはめると2024年という事になりますからインフレは数年続くのでしょうかね。

 

******日本のデフレ脱却が可能かどうか

日本人独特の「努力」とか「努力の結晶」という美談がデフレ脱却を阻害しているのです。

節約して生活を守る、日本人に好まれる思考で正に美談です。

当たり前だが、アメリカのように手厚い救済など無い日本政府ですから努力すればするほどデフレに繋がるのです。

 

日銀が金融緩和を日本人個人に等しくお金をバラ撒けば既にデフレなど脱却していたはず、日銀のミスリードがデフレ増長していたということでしょう。

コロナが蔓延しても時間当たりの賃金は上昇しない(最低賃金も変わらない)日本では

円安で高くなったガソリン代の節約で生活を守る以外に方法も無く、デフレ脱却などヘソが茶沸かす話で終わります。

仮にエネルギー価格の大幅値上げが有ればデフレが進むだけの事で日本沈没でしょう。

 

岸田政権はインフラ整備計画が経済成長に寄与するとしていますがどれほどの効果があるのかデフレ分と相殺して終わりだと見てます。

 

変化を好まない日本人です前回の衆議院選挙にしても野党は10万円の給付をすると公約しているのに選挙に負けたのです、そもそも日本は官僚が動かしているのだから誰が政治家になっても変わらない、しかし日本の選挙民は相も変わらずに自民党に投票をする

 

金満に塗れた自民党ですぞ、それでも良いのだということでしょうか。

多数決ですから、コボシテモなんともなりません。

 

******アメリカはスタグフレーションになるとの予測もあるとUPしています

アメリカ在住の若林英四氏のコメントによるものです、当たりそうな経済指標が出ました。

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インフレとなりアメリカ国民でさえ自衛のために出費を減らせば、小売売上高もマイナスに沈みます(アメリカは個人消費がGDPの7割です)

更に、インフレ退治で利上げしたらどうなるでしょうかオーバーキルとなる可能性もあります。

コロナがインフレの原因と上記で示しましたから、コロナ終息が見えない状態ではインフレは終息しないということです。

利上げが4回で済むとは現段階では予測できないのです、やって見なければ分からない

インフレ退治の予測ツールは誰も持ち合わせていないのですFRBも同様に持ち合わせていないのです。

利上げして見て、様子を見るということです。

 

マイスターと言われたアラン・グリ-ンスパン元FRB議長でもFOMCごとに0.25%乗り上げをしていったのです。

 

この様な事ですから持続可能な物価上昇など、日銀が現行の金融政策を続けている限り不可能です。

 

まず、思い切って資金需要の無い金融緩和は中止することです。

円高となりますから資源を輸入に頼っている日本からお金は逃げ出しません。

良い事なんだ。

そして利上げをすることです、海外へ逃げていた資金は戻ってきますのでそれを国民に配るのですコロナ対策としてね。

0.25%~0.5%ほどの利上げで円キャリートレードをしていた海外の投資家は根を上げて返金してきます。

 

日本株にはマイナスですが、そもそも日本株市場の7割は海外投資家が占めていますからどうってことないさ。

 

日本人のほとんどが株式投資などしていません、全く問題などありません。

 

数十年、同じ金融政策をして変化が無いのでから、反対の事をしてみるべきでしょう

多分、頭の良い方はハートがチキンですから、何も出来ないでしょうねぇ。

 

日本は引き続きデフレが続き貧乏となるだけです。

アメリカPPI

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アメリカ市場の反応は、上昇で迎えましたがブレーナード副議長のコメントで全てを失いました。

指名承認公聴会で「強い物価上昇圧力を確実に抑える為、政策金利を活用して行く」

3月の利上げに付いて否定しなかった。

 

******PPIの前月比は0.2%と予想より引く

市場ではエネルギーの価格低下と食料品コスト圧力が揺らいでいるというコメントが多い、、、

既にWTIは80ドルを突破し、食料品は20%以上の値上がりとなっている現在において

此処から更に0.4%以上の数字が出る方がオカシイのだ!

これぞポジショントークで有利な数字を使って手前味噌なコメントにしてしまう、騙されるな。

 

つまりWTIが80ドル突破しても0.2%のPPIとなっているということはWTIは下落しないという考え方が正しい。

 

更に、80ドルから上昇しても違和感はないPPIの数字なんだ。

 

これで沈静化などのコメントを出すなんてアホじゃ!!!

 

******ドルインデックスの変化は

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資源価格の上昇に繋がるのだから、周り回ってインフレ加速となる可能性もある。

コメントを求められたアナリスト達は全てバイアスの掛かっている方々なのだ。

近頃は独立系と言われるアナリストもバイアスの掛かるコメントを始めている、誰がバイアスを掛けているか凡そは分かる。

 

喰い物にされる前に気が付く投資家となるのだ!!